コロナ禍中ですが、優待目的で保有している東急レクリエーションから2020年の事業報告と配当金、株主優待が届きました。
期末配当金
中間配当は無配転落でしたが、期末は10円の配当がありました。200株保有ですので、年間2,000円になります。昨年までは年間30円の配当があったのですが、今年は1/3となりました。まぁ実質赤字ですから仕方ありません。
つづいて株主優待の案内
この株の一番の目的である優待も届いています。
東急レクリエーションの優待制度は下記のようになります。
①株主本人カード
②株主ファミリーカード
③6ヵ月の付与ポイント数
④月間利用可能ポイント数
200株以上 ①1枚 ② ― ③18ポイント ④8ポイント
400株以上 ①1枚 ② ― ③24ポイント ④10ポイント
600株以上 ①1枚 ②1枚 ③30ポイント ④12ポイント
1,000株以上 ①1枚 ②1枚 ③36ポイント ④14ポイント
2,000株以上 ①1枚 ②2枚 ③42ポイント ④16ポイント
6,000株以上 ①1枚 ②3枚 ③48ポイント ④18ポイント
10,000株以上 ①1枚 ②3枚 ③54ポイント ④20ポイント
20,000株以上 ①1枚 ②3枚 ③60ポイント ④22ポイント〔対象事業所・利用ポイント一覧〕
・2ポイント1名通用:109シネマズチェーン
・1ポイントで2ゲーム通用:ボウリング2センター
※オールナイト上映」「先行上映」などの特別興行はご利用いただけません。
※「3D」「4DX」「IMAX(R)」の上映につきましては、追加料金にてご鑑賞いただけます。
※公開初日から最初に到来する日曜日(祝日が連続する場合はその祝日)までは、ご利用いただけません。
200株で半年で9本分の映画が鑑賞できます。ただ映画作品自体が少なく、どうしたものかなぁというのが実情です……。
続いて業績は?
株主通信から業績をみていきたいと思います。
売上:328億0600万円→216億6400万円(▲34.0%)
営業利益:18億2700万円→▲12億5700万円(赤字転落)
経常利益:17億5500万円→▲13億8800万円(赤字転落)
当期純利益:7億0300万円→5億4900万円(▲22.9%)
赤字転落決算となりました。まぁ当然ですよね。約1年分の利益が赤字で計上されています。当期純利益については、固定資産の一部譲渡があり黒字確保ということです。
部門別もみてみます。
映像事業
売上 114億1500万円(▲45.2%)
営業利益 ▲9億2500万円(赤字転落)
ライフ・デザイン事業
売上 20億3500万円(▲46.3%)
営業利益 ▲3億8900万円(赤字転落)
不動産事業
売上 66億9400万円(+0.5%)
営業利益 14億2800万円(+13.2%)
中間決算と比べてみても、引き続き映像事業、ライフデザイン事業とも赤字幅を膨らましています。つまり『鬼滅の刃』効果をもってしても下期黒字には到達しなかったということです。
ハリウッド映画もまだ公開が未定ということを考えるとソフト不足は引き続き続くものと思われます。
不動産事業だけは堅調のようです。あってよかったですね。