優待目的で保有している東急レクリエーションから2021年の事業報告と配当金、株主優待が届きました。
期末配当金はなし…
昨年は10円の配当がありましたが、今年はなし……。コロナ禍も2年も続いていますが、エンタメ業界は回復が遅いです。
つづいて株主優待の案内
この株の一番の目的である優待も届いています。
東急レクリエーションの優待制度は下記のようになります。
①株主本人カード
②株主ファミリーカード
③6ヵ月の付与ポイント数
④月間利用可能ポイント数
200株以上 ①1枚 ② ― ③18ポイント ④8ポイント
400株以上 ①1枚 ② ― ③24ポイント ④10ポイント
600株以上 ①1枚 ②1枚 ③30ポイント ④12ポイント
1,000株以上 ①1枚 ②1枚 ③36ポイント ④14ポイント
2,000株以上 ①1枚 ②2枚 ③42ポイント ④16ポイント
6,000株以上 ①1枚 ②3枚 ③48ポイント ④18ポイント
10,000株以上 ①1枚 ②3枚 ③54ポイント ④20ポイント
20,000株以上 ①1枚 ②3枚 ③60ポイント ④22ポイント〔対象事業所・利用ポイント一覧〕
・2ポイント1名通用:109シネマズチェーン
・1ポイントで2ゲーム通用:ボウリング2センター
※オールナイト上映」「先行上映」などの特別興行はご利用いただけません。
※「3D」「4DX」「IMAX(R)」の上映につきましては、追加料金にてご鑑賞いただけます。
※公開初日から最初に到来する日曜日(祝日が連続する場合はその祝日)までは、ご利用いただけません。
200株保有なので、半年で9本分の映画が鑑賞できます。映画の新作上映も始まっており、家族で観に行くとあっという間に枯渇してしまいます。
続いて業績は?
株主通信から業績をみていきたいと思います。
売上:216億6400万円→223億7600万円(+3.3%)
営業利益:▲12億5700万円→▲6億9100万円(赤字縮小)
経常利益:▲13億8800万円→▲3億4900万円(赤字縮小)
当期純利益:5億4900万円→▲6億3800万円(赤字転落)
赤字転落決算となりました。まぁ当然ですよね。前期の当期純利益については、固定資産の一部譲渡があり黒字確保だったということで、当然赤字転落。
映画作品は公開されていますが、客足はまだまだなんでしょうね。映画館は設置産業なので、一旦ペイラインを超えると利益率が高くなるのでしょうけど、それまではしんどいですね。
部門別もみてみます。
映像事業
売上 114億1500万円→116億2000万円(+1.8%)
営業利益 ▲9億2500万円→▲5億7700万円(赤字縮小)
ライフ・デザイン事業
売上 20億3500万円→19億9100万円(▲2.2%)
営業利益 ▲3億8900万円→▲2億7900万円(赤字縮小)
不動産事業
売上 66億9400万円→69億9000万円(+4.4%)
営業利益 14億2800万円→14億1100万円(▲1.2%)
昨年は『鬼滅の刃』効果がありましたが、今年は呪術回線、エヴァあたりがヒット。それでも売上は1.2%しか増えていません。赤字幅は減っていますが。
不動産事業だけは安定利益ですね。