本ブログでも度々出てくる太陽光発電。僕自身も今年1月から1基所有しました。そんな中気になっているワードが「ソーラーシェアリング」。畑の上に単管を通し、太陽光発電設備を設けるというものになります。
そんな「ソーラーシェアリング」について調べたいと思い手に取った1冊になります。
しかし、具体的な方法などが書かれているかと思いきや、著者の生い立ちなどの振り返り本でした…。
太陽光発電に注目が集まったのは、2011年の東日本大震災以降ですが、著者はその前からソーラーシェアリングの取り組みをしていたということです。
役所にたらいまわし、責任を取りたくない病などの苦労話、農地一時転用についてなど、まぁこの制度が整う前は通すのが大変だったんだろうなぁと想像できます。
ちなみに著者の実験では、鶏卵とヒュウガトウキという作物がすすめられていました。
著者の人となりや熱い思いも含めて、読み物としては面白かったです。