先日、積立NISAの記事を書きましたが、これを機会に僕の積立投資の設定についてまとめておきます。
積立投資のメリットは?
積立商品の紹介の前に積立投資のメリットをまとめておきます。
とあたりです。
毎月の給料日などで天引き設定をしておくと、ほぼ手間がかからず、強制的に資産形成ができます。また毎月、投資信託やETFを買付する設定だとドルコスト平均法により相場の上下を緩やかにして平均コストを下げることができます。
長期間、運用するとその期待利回りは一定してくるといわれています。その期待利回りを複利で運用した場合の効果は下記のように絶大です。
例)毎月10万円を20年間積立した場合
利回り 0% 24,000,000円
利回り 1% 26,308,220円
利回り 2% 28,905,460円
利回り 3% 31,829,868円
利回り 5% 38,839,156円
さすがに利回り5%というのは大げさな設定だと思いますが、2~3%程度では運用できるのではないでしょうか。
また積立投資を行うにあたって、国もいくつかのメリットを用意しています。有名なものとしては、確定拠出年金(iDeCo)と積立NISAでしょう。
確定拠出年金では運用益が非課税となる以外に、掛け金も所得控除となり税金が安くなります(受け取りも安くなる場合があります)。積立NISAも運用益が非課税となります。
一方、デメリットは長期間資金が拘束される場合があるということでしょうか。確定拠出年金などは60歳まで資金を出すことができません。
僕の積立投資の設定は?
それでは僕の積立投資設定です。
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) ¥70,000/月
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド ¥33,333/月(積立NISA)
- DIAM外国株式インデックスファンド(DC年金) ¥33,000/月(iDeCo)
- インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 ¥11,000/月(iDeCo)
- SMT グローバルREITインデックス・オープン ¥11,000/月(iDeCo)
- 明治安田生命 じぶんの積立 ¥5,000/月(生命保険料控除対象)
となります。合計で163,333円!年間で196万円にもなります。なかなか積み立てていますね…。子どもがお金がかかり始める中学生以降でもやっていけるかが課題ですね。
それぞれの商品も見ていきましょう。
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | eMAXIS
8資産(日本、先進国、新興国の株式、債券と、日本、先進国のREIT)に均等投資できます。僕の積立の基本商品になります。こちらは通常特定口座での積立。信託報酬料は0.23%。
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 投資信託・ETFのご案内 | 投資信託・ETFなら楽天投信投資顧問
全世界の株式市場に投資するVTをベンチマークにする投資信託。積立NISAにて設定しました。20年の超長期だとプラスリターンになるだろうと信じて積み立てます。信託報酬率は0.24%。
・DIAM外国株式インデックスファンド(DC年金)
iDeCoナビの「DIAM外国株式インデックスファンド<DC年金>」情報|個人型確定拠出年金(イデコ)ナビ
確定拠出年金として積み立てています。確定拠出年金の中での主力です。
海外の株式を主要投資対象。ベンチマークはMSCI世界株式(除く日本)[MSCIコクサイ]としてそれに連動する運用を行います。これは先進国株式(除く日本)でのベンチマークになります。信託報酬率は0.27%。
iDeCoナビの「インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式(DCインデックス海外新興国株式)」情報|個人型確定拠出年金(イデコ)ナビ
こちらも確定拠出年金として積み立てています。サテライト運用として取り入れました。20年単位だと新興国は組み込んでもいいかなぁと考えています。
新興国の株式を主要投資対象。ベンチマークをMSCIエマージング株式。信託報酬率は0.594%。最近、この半分ぐらいの商品も出てきているので、切り下げを期待したいです。
・SMT グローバルREITインデックス・オープン
iDeCoナビの「SMTグローバルREITインデックス・オープン」情報|個人型確定拠出年金(イデコ)ナビ
こちらも確定拠出年金として積み立てています。もともとREITの割合を増やしたくこちらを積み立ています。
海外の不動産投資信託を主要投資対象とします。ベンチマークをS&P先進国REIT(除く日本)としてそれに連動する運用を行います。信託報酬率は、0.594%、さらに信託留保額が0.05%かかります。
今時、信託留保額がかかるのも少なくなってきました。もし他の商品がでてきたら乗り換えたいです……。
・明治安田生命 じぶんの積立
生命保険料控除対象商品のノーリスク商品として積み立てを開始しました。定期預金の積み立て替わりです。10年満期で103%ですので、年率にすると利回りは0.3%以下となります。ただ生命保険料控除がありますのでそれ目当てですね。
最近は長生きするリスクも言われています。少なくとも金銭的な不安がない老後のために積立投資は続けていきたいと思います。