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イオンから中間報告書や中間配当金が届きました

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先日のイオンから株主優待のキャッシュバックに続き、中間配当金と中間報告書が届きました。

中間配当金は14円

イオンは上場40周年ということで、普通配当13円に記念配当1円を加えて14円の配当がありました。100株保有ですので、税引前で1400円の配当となります。
なお期末配当でも14円を予定しているということで、年間の配当予定金は28円ということです。
ちなみに昨年は26円でしたので、2円の増配となります。次年度以降は記念配当がなくなるので、下がる可能性はあります。

中間報告書から

先日、ニュースサイトなどでも消費増税による苦戦が伝えられているイオンです。ということで、中間報告書による各事業部ごとの営業収益・利益を見てみましょう。
 
GMS事業  1兆6838億(▲131億)
SM・DS・小型店事業  1兆0293億(12億)
総合金融業  1530億(210億)
ディベロッパ事業  1200億(186億)
サービス・専門店事業  3601億(145億)
アセアン事業  971億(22億)
中国事業  805億(▲9億)
 
連結  3兆4315億(433億)
 
というものでした。驚くことに主力の総合スーパーで大幅な赤字を計上しています。営業利益の433億円というものは前年比では58.8%に留まります。報告書でもあまり触れれたくないようで、文章中で小さく書かれていました…。株価もこうした業績を反映して、急落中です。アベノミクス相場前の水準まで下がってきています。
 
ちなみに報告書で大きく取り上げられていたのはアジアシフトについて。拠点数は3134、営業収益は2368円になっているということです。2016年度までに海外営業収益を1兆円にする目標だそうです。こちらは大賛成です。日本の少子化・高齢化・過疎化は避けられませんから。
 
イオンの保有方針は変わりませんが、もうちょっと業績を上げてもらわないとというのが正直な感想です。