すっかり秋ですね。先日、久しぶりに黒のスーツを着る機会があったのですが(普段は着ない…)、もう10年近く前に作ったスーツでどうもしっくりこない。
ということで、黒のスーツを新調してきました。
といっても行ったのは、御用達のスーツカンパニー。数年前から、紳士服販売チェーンが、若年層向けのレーベルとして立ち上げたものの一つです。スーツカンパニー以外にもオリヒカ、スーツセレクト、スーパースーツストアなどがあります。
ちなみに今回使った、スーツカンパニーは、青山商事が経営しています。
スーツカンパニーでスーツを安く買うには?
そんなスーツカンパニーでスーツを安く買う時のポイントは下記の通り。
- メンバーシップ登録で、100円で1ポイント(還元率 1%)
- Tポイントカード提示で、200円で1ポイント(還元率 0.5%)
- 株主優待券で15%OFF(還元率 15%)
となります。合計で16.5%もOFFになります。
上の2つは説明不要だと思いますので、株主優待について見てみましょう。
青山商事の株主優待について
スーツカンパニーは、先ほど書いた通り、青山商事が運営しています。この青山商事の株を持っていると株主優待券がもらえます。優待制度は下記の通り。
- 100株以上 15%OFF券が半期3枚
- 1000株以上 15%OFF券が半期4枚
- 3000株以上 15%OFF券が半期に5枚
¥800 ÷ 15% = ¥5333 となります。
送料などを考えると6000円以上の商品を購入の場合は、株主優待券を使った方がお得となります。
今回、僕の場合はスーツ代が28000円(税別)でしたので、4500円ほど割引となりました。
ついでに青山商事についてみてみましょう
まずは各指標から。2013年と2014年決算の比較になります。
売上高 2124億円→2221億円
営業利益 212億円→225億円
経常利益 246億円→246億円
自己資本比率 69.7%→69.2%
配当 60円→90円
調べてびっくりしたのですが、自己資本比率がこんなに高いんですね。小売業でこんなに高いのが意外でしたが、どうも紳士服販売業は全般的に高いようです。このあたりの理由は調べてみたいですね。
配当に関しては、2014年3月期が創業50周年の記念配当があり90円だったのに対して、2015年3月期は70円となっています。増税前の駆け込み需要高を考えると、このあたりが妥当なのではと思います。現在の株価から考えると、配当利回りは2.8%となります。
優待利回りについても考えてみましょう。先ほど書いたとおり、ヤフオクの落札価格が800円程度ですので、
¥800 ÷ ¥250,000 = 1.9%
となり、1.9%が優待利回りとなります。
配当利回りと足した利回りは4.7%となります。
まぁまぁの水準なんですね。配当利回りの下振れ余地があることを考えると、もう一段安になれば購入を考えても良いかもしれません。
※ちなみに個人的にはオーダースーツでも3万円ほどで作れるのでこれが一番お得とも思います。まぁこれを言っちゃうと元も子もないですね。