昨年に続き、パチンコメーカーである「平和」から今年も株主優待と中間報告書が届きました。
平和の株主優待制度とは?
株主優待制度は下記のようになっています。
PGMグループ運営のゴルフ場の株主優待券(1枚1,000円)
200株以上 2枚
300株以上 3枚
400株以上 4枚
500株以上 5枚
600株以上 6枚
700株以上 7枚
800株以上 8枚
※1回の来場につき、複数枚利用可能。1回の来場につき、1名様あたり最大16枚まで。
割引対象は、プレー当日のプレー代を含むお支払総額。
(ゴルフ場にてプレーをされない場合には株主優待割引券の適用はなし。)
※利用可能日:平日、土日祝日(1月(1月1日を除く)、2月、7月、8月のみ)。
北海道内の各ゴルフ場、中央道晴ヶ峰カントリー倶楽部の土日祝日のご利用は、冬季クローズ後の春季オープンから5月までと、10月から冬季クローズまで。
※予約方法:PGM公式ウェブサイトからの予約、ゴルフ場への直接電話予約のみ。
日本有数の規模をほこるPGMグループで使用できる優待券です。ゴルファーは嬉しいですよね。
続いて中間報告書から
中間報告書から業績も見てみましょう。
売上高 587億円→709億円→667億円(▲5.9%)
営業利益 47億円→153億円→121億円(▲20.6%)
経常利益 48億円→151億円→114億円(▲24.4%)
当期純利益 25億円→107億円→74億円(▲31.1%)
今期は、大幅に減収減益決算となりました。遊技業事業がジリ貧となっています。一方、ゴルフ事業は設置産業なので、引き続き好調です。
部門別の業績も見てみましょう。
<遊技業事業>
売上高 152億6000万円→234億5100万円→170億4300万円(▲27.3%)
営業利益 ▲14億9500万円→69億5700万円→21億6000万円(▲69.0%)
<ゴルフ事業>
売上高 434億9400万円→474億7800万円→496億7200万円(+4.6%)
営業利益 74億2900万円→97億2000万円→113億7600万円(+17.0%)
遊技業事業が大きく減収減益。もともとパチンコは当たる台を出せるかによります。しかし業界的にしんどいのでしょうね。
そして主力になっているゴルフ事業が安定的に成長しています。もはや利益ベースでは5倍とすっかりゴルフ場企業とも言えます。