9月の中間決算企業から優待とか報告書がどんどん届きます。今回は2年ぶりに第一興商から株主優待券と報告書が届きました。
第一興商の株主優待制度は?
優待券(500円券)
100株以上 10枚
1,000株以上 25枚
・直営店舗、子会社のカラオケ・飲食店舗にて有効
・優待チケット全額との引き換えを条件に、CDチョイス(音楽ソフト子会社レーベル限定)に替えることが可能
(100株以上CD交換1枚、1,000株以上CD交換2枚 )
今回は100株のクロス取引を実施しましたので、5,000円分の優待券が届きました。
第一興商の業績は?
続いて、中間報告書から業績を見てみましょう。
売上高 710億円→427億円(+1.1%)
営業利益 99億円→▲16億円(赤字転落)
経常利益 106億円→▲7億円(赤字転落)
当期純利益 66億円→▲38億円(赤字転落)
コロナ禍で大幅な減収、赤字転落決算となっています。BSを見てみると自己資本比率が60%にもなっています。意外と堅実経営なんですが1年前は70%だったことを思うと、結構吐き出していますね。
セグメント別の売上/利益も載っていましたので記載しておきます。
業務用カラオケ事業 241億円(50億円)
カラオケ・飲食店事業 111億円(▲58億円)
音楽ソフト事業 29億円(1億2000万円)
その他事業 44億円(2億3100万円)
業務用カラオケ事業って高利益事業なんですね。コロナ禍でも黒字を確保しています。2年前に赤字だった音楽ソフト事業が黒字になっていました。一方、コロナ禍でカラオケ・飲食店事業が大幅な赤字を計上しています。
これは仕方ないですよね。