今年初めてクロス取引をした明光ネットワークジャパンより株主招集通知が届きました。クロス取引ですのでもちろん優待が目的なのですが、せっかくなので業績報告をみてみましょう。
事業報告から
明光ネットワークジャパンですが、塾である「明光義塾」を運営している会社になります。では業績から。
売上高 181億7200万→193億8300万(+3.8%)
営業利益 21億7500万→26億1500万(+20.2%)
経常利益 23億2500万→28億0600万(+20.7%)
当期純利益 9億4400万→20億4200万(+116.4%)
増収増益となっています、
続いてセグメント別です。
明光義塾直営事業 売上高 96億4700万/利益 11億3500万
明光義塾フランチャイズ事業 売上高 55億8600万/利益 26億4400万
予備校事業 売上高 5億7300万/利益 7100万
その他 売上高 35億7600万/利益 8300万
町のあちこちで見かける明光義塾には直営店とフランチャイズがあるんですね。教室数も載っており、全国に約2000ほどの教室があり、そのうち直営店は300ほどということです。ほとんどはFC店なんですね。
ちなみに利益率が高いのはFC事業の方。
その他事業には、早稲田アカデミーなどを持っている以外では、サッカー事業、キッズ事業などに取り組んでいます。少子化で一人当たりにかける教育費は増えています。とはいえ限界があるので、広い意味での教育産業全般に事業領域を広げていきたいのでしょうね。
実際、生徒数は2015年の136,000人をピークに微減となっています。教室数も微減となっています。少子化がジワジワと忍び寄ってきていますね。