円安が進んでいます。1ドル129円をつけ、130円が見えてきました。20年ぶりの水準ということです。
外国資産を持っている方の含み資産は膨れているのでしょう。
僕の外国資産遍歴
さて、僕自身が外国株投資をし始めたのが2004年の中国株からです。当時、1香港ドル=14円ぐらいでした。それが大体1香港ドル=12円ぐらいまで進み、最近は、1香港ドル=16円となっています。まさかこんな時が来るとはというのが実感です。
すでに新規での中国株への投資はやめましたが、今でも売却せずにそれなりの資産を残しています。最近は、もっぱら全世界株の投資信託やらバランスファンドを積み上げています。特にiDeCoは外国株とリートに満額全ぶりです。
年初のアセットアロケーションを確認すると金融資産の42%が外国株式と外国債券となっています。
マネーフォアワードの総資産だけは増えている状態です。しまったなぁと思うのは、今年2月に軍用地購入のために、いくらか外国資産を引き出したこと。
今更、嘆いても仕方ありません。
今後の考え方
今回のことで外国資産を持つことの大切さがわかります。金利差が開き始めると、そりゃ円安になりますよね。
期待は円安による輸出とインバウンドですが、コロナの影響でインバウンドは期待できません。経済的なことを考えると、(安い国ニッポンということで)インバウンドを取り込むしかないですよね。
日本自体が貧しくなることは、もともと周知に事実でした。それがコロナ・円高によって国の健康寿命が一層縮んでいます。
藤巻さんがいうハイパーインフレというシナリオ(もはやオオカミ少年化しているという噂ですが)があるのか、ゆっくり老化する国になるのかはわかりません。
ひとつバランスよく資産を持つことが大事ということだけは間違いないと思います。
ちなみに物価は上がり続けていますので可処分所得は減る一方です。こちらの対策は、やはり複数の収入源を確保するに尽きるのではないでしょうか。できれば円以外でも収入を確保したいです。
個人的な副収入源である、太陽光売電や軍用地地料収入は、インフレ・円安には弱いです。
ヘッジとしては、やはり株式・債券資産は外国資産を多めに持つということでしょうか。もちろん円高への揺り戻しもあるのでしょから、すべて外国資産というわけにはいきません。バランスですね。