配当重視の投資家から人気のJT。そんなJTから2021年期期末の株主優待と株主優待招集通知が届きました。優待については、次回2023年をもって廃止になるということです。
JTの株主優待制度は?
JTの優待制度は下記のようになっています。
自社グループ商品 または 相当額の寄付
1年以上継続保有*
100株以上 2,500円相当
200株以上 4,500円相当
1,000株以上 7,000円相当
2,000株以上 13,500円相当
* 同一株主番号で、3月31日現在、6月30日現在、9月30日現在、12月31日現在の株主名簿に連続して5回以上記載又は記録されていること。
僕の場合は200株保有なので、4,500円相当の優待商品となります。
昨年は「パックごはん」28食分またはカップ麺24食分という微妙な選択でした。それが今年は「パックごはん」16食分&カップ麺8食分のセットとなりました。
JTの業績は?
続いて株主招集通知からJTの業績をみてみます。
売上高 2兆0926億円→2兆3248億円(+11.1%)
営業利益 4870億円→6104億円(+25.4%)
当期利益 3103億円→3385億円(+9.1%)
ここのところ減収減益決算が続いていましたが、今期は久しぶりの増収増益決算となりました。
続いてセグメント別の売上をみてみましょう。
国内たばこ事業 5157億円→5198億円(26.5%→24.1%)
海外たばこ事業 1兆3062億円→1兆3468億円(62.4%→66.1%)
医薬事業 790億円→804億円(3.8%→3.1%)
加工食品事業 1493億円→1472億円(5.8%→6.3%)
海外事業が好調です。展開している主な国は、フランス、イタリア、ロシア、スペイン、台湾、トルコ、イギリスとなっています。
ここで問題なのはロシアです。2021年現在、ロシアの36.7%のシェアを持っているのですが、この売上って今後円換算で入ってくるのでしょうか…。今回の株主総会招集通知では全く触れられていませんでした(間に合わないですよね)。