配当重視の投資家から人気のJT。しかし先日、2021年の配当予想が減配となる予定という発表を出し、株価が大きく崩れたJT。
そんなJTから2020年期期末の株主優待と株主優待招集通知が届きました。
JTの株主優待制度は?
JTの優待制度は下記のようになっています。
自社グループ商品 または 相当額の寄付
1年以上継続保有*
100株以上 2,500円相当
200株以上 4,500円相当
1,000株以上 7,000円相当
2,000株以上 13,500円相当
* 同一株主番号で、3月31日現在、6月30日現在、9月30日現在、12月31日現在の株主名簿に連続して5回以上記載又は記録されていること。
昨年から優待制度が変更されており、1年に1回の優待となりました。また長期保有前程となり、クロス取引などの対策がされました。
僕の場合は200株保有なので、4,500円相当の優待商品となります。
今回の優待も案内をみると、なんと「パックごはん」28食分またはカップ麺24食分でした‥‥。うーん、そんなにいらないのだけれどなぁ。以前のあったスープを復活させてほしいと思って、子会社のテーブルマークのWEBサイトを見てみたら、もう商品一覧にありませんでした。もう作ってないのだろうなぁ。
仕方ないので、僕はカップ麺1箱、妻名義は「パックごはん」で申し込もうと思います。
JTの業績は?
続いて株主招集通知からJTの業績をみてみます。
売上高 2兆1756億円→2兆0926億円(▲3.8%)
営業利益 5159億円→4870億円(▲5.6%)
当期利益 3482億円→3103億円(▲10.9%)
今期もひどい決算ですね。ちなみに新型コロナウイルス感染拡大の影響は3%程度の610億円程度を見立てているということです。
続いてセグメント別の売上をみてみましょう。
国内たばこ事業 6214億円→5157億円(28%→26.5%)
海外たばこ事業 1兆2530億円→1兆3062億円(60%→62.4%)
医薬事業 885億円→790億円(4.1%→3.8%)
加工食品事業 1586億円→1493億円(7.3%→5.8%)
もはやグローバル会社となっています。展開している主な国は、フランス、イタリア、ロシア、スペイン、台湾、トルコ、イギリスとなっています。世界で稼ぐという方針は良いと思うのですけどね。