近鉄グループホールディングスから株主優待と中間報告書がとどきました。
実家が大阪ということもあり、大阪へは時々行くのですが、そのときにお世話になるのが近鉄電車。基本的には新幹線のエクスプレス予約を使うのですが、時間がある時などは近鉄特急を使うこともあります。話題の「ひのとり」にも春前に乗車しました。
ただ今年はコロナ禍で苦しんでいますね。
近鉄グループホールディングスの株主優待は?
近鉄グループホールディングスの株主優待制度は下記のようになっています。
近畿日本鉄道線沿線招待乗車券
近鉄電車全線(葛城山ロープウェイを除く)に1枚1人片道通用
100株以上 一律 4枚株主優待乗車券
近鉄電車全線(葛城山ロープウェイを除く)に1枚1人片道通用
1,000株以上 4枚
2,000株以上 8枚
3,000株以上 12枚
4,000株以上 16枚株主優待乗車証
持参人は誰でも利用でき、近鉄電車全線(葛城山ロープウェイを除く)および近鉄バス全線(一部路線を除く)に通用5,100株以上 1枚
15,000株以上 2枚
30,000株以上 3枚
50,000株以上 4枚
10万株以上 5枚
100万株以上 10枚株主様ご優待券
あべのハルカス展望台・生駒山上遊園地・志摩マリンランド・志摩マリンレジャー・志摩スペイン村・ゴルフ場・レンタカー・ロープウェイ・映画館・近鉄不動産・近鉄百貨店・レストラン・旅館・ホテルなど割引券100株以上 1冊
色々ありますが、100株保有で4枚の株主優待乗車券とグループ優待冊子がもらえます。株主優待乗車券は、ヤフオク相場では1100円ほど。コロナ前は1700円ぐらいだったことを思うとかなり値下がりをしています。
実際、近鉄自体でも割安の切符を発売しているので、優待価値が下がっているのでしょうね。
近鉄グループホールディングスの業績は?
続いて、中間報告書から業績を見てみましょう。
営業収益 6134億円→2819億円(▲54.0%)
営業利益 366億円→▲540億円(赤字転落)
経常利益 355億円→▲437億円(赤字転落)
当期純利益 210億円→▲314億円(赤字転落)
続いて、各部門ごとの収益/利益をみてみます。
運輸 1155億円→675億円(199億円→▲197億円)
不動産 699億円→568億円(81億円→62億円)
流通 1944億円→1445億円(28億円→▲41億円)
ホテル・レジャー 2492億円→254億円(45億円→▲361億円)
鉄道、流通、レジャーの3部門が大きく落ち込みました。当然といえば当然ですが、もともとレジャー部門は売上があるものの利益が少ない分野でしたが、大きな赤字で出してます。なかなか難しい業界なんですよね。