高配当銘柄となっているJT。現在の株価では利回りはなんと7.85%となっています。にもかかわらず株価は5年近くにわたって長期下落傾向…。減配を視野に入れている展開なんでしょうが、なかなか酷すぎます。
JTの中間配当は?
そんなJTから配当金の入金のお知らせが届きました。JTの中間配当は、77円でした。200株保有ですので、15,400円の入金となります。こちらは昨年と据え置きの高配当となっています。今後は減配の可能性もありますので、要注意です。
業績報告書から
業績報告書から半期の業績についてみてみます。
売上収益 1兆0585億円→1兆0302億円(▲2.7%)
調整後営業利益(為替一定) 2878億円→3093億円(+7.5%)
調整後営業利益(財務報告ベース)2878億円→2876億円(▲0.1%)
営業利益 3113億円→2520億円(▲19.1%)
四半期利益 2265億円→1725億円(▲23.8%)
コロナ禍においては、業績としては底堅さが見られます。とはいえ長期低落傾向はあり通年でも減収減益予想となっています。
続いて事業別売上です。
海外たばこ事業 60億4500億ドル(+9.5%)/21億4400億ドル(+27.3%)
国内たばこ事業 2488億円(▲11.9%)/818億円(▲25.1%)
医薬事業 373億円(▲10.8%)/79億円(+38.8%)
加工食品事業 718億円(▲4.8%)/3億円(▲78.2%)
海外たばこ事業は、単価を上げたことが功を奏しているということです。長期低落傾向は、仕方ありませんね。利益率のいい、医薬品事業の拡充が期待されます。