高配当銘柄となっているJT。現在の株価では利回りは7%近くとなっています。にもかかわらず株価は5年近くにわたって長期下落傾向にあります。
JTの中間配当は?
そんなJTから配当金の入金のお知らせが届きました。JTの中間配当は、77円でした。200株保有ですので、15,400円の入金となります。さすが高配当銘柄です。ただ配当性向でしてすでに74.6%にも達しています。今後は減配の可能性もありますので、要注意です。
業績報告書から
業績報告書から半期の業績についてみてみます。
売上収益 1兆0753億円→1兆0585億円(▲1.6%)
調整後営業利益(為替一定) 3243億円→3366億円(+5.9%)
調整後営業利益(財務報告ベース)3178億円→2878億円(▲9.4%)
営業利益 3023億円→3113億円(+3.0%)
四半期利益 2161億円→2265億円(+4.8%)
業績としてはまずまずなのですが、為替が円高に振れているため海外事業も柱になっているJTとしては大幅な減益決算となっています。
なので年度修正予算の当期利益見込は、▲6.7%となっています。
続いて事業別売上です。
海外たばこ事業 61億8700億ドル(+8.5%)/21億5500億ドル(+9.3%)
国内たばこ事業 2823億円(+3.7%)/1092億円(+5.5%)
医薬事業 418億円(▲21.4%)/57億円(▲49.8%)
加工食品事業 754億円(▲2.1%)/16億円(+11.6%)
主力のたばこ事業は国内・海外とも拡大しています。国内では電子タバコが伸びてきているのと紙巻タバコの単価UPが起因しているということです。なお国内紙巻タバコは30億本も減り▲7.5%となっています。昨年も13%減ですので、急速に紙巻タバコ離れが進んでいることがわかります。個人的にはうれしい限りです。
なお海外では2018年度の買収効果ということでした。
株主向けにPloomTECH スターターセットの送付も
電子タバコへの参入が遅れていたJTですが、PloomTECHという電子タバコの販売に乗り出しています。
昨年7月からはスターターセットをリニューアルして発売しています。昨年もあったのですが、今年も株主向けのスターターセットの案内が入っていました。今年は、プルームテックに加え、高温で処理するプルームテックプラスも選べるようになっています。
ちなみに僕はタバコをすみませんが、今年も興味本位で申し込んでみました。誰かにあげますが……。