毎年、年初めにライフプランニングシートというものを更新しています。
横軸に年齢があり、縦軸で収入と支出の概算を入れます。日々の生活費や住居費や教育費などを概算で記入していきます。そうすることによって、今後の家庭のキャッシュフロー推移が見えてきます。
具体的には、下記のFP協会が出しているものが参考になると思います。
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/files/11_cashflow.xls
我が家の場合
我が家の場合、共稼ぎということもあり、教育費がかかる10年後などでもキャッシュフローは安定して推移します。試算では住宅ローン控除が終わる9年後に一括返済を予定しており、そのタイミングで大きく資産が目減りします。
ただ金利次第では、そのまま借り続けるという方法もありかもと思っています。我が家で実施しているJAの預金連動ローンの場合、金利が約半分になります。そうすると10年固定が外れても金利は1%以下でしょうから、運用に回すという手が使えるからです。
これは近づいたらまた試算をしようと思います。
そのほか、長期で家計のキャッシュフローを眺めると早期リタイアとなると5年ほどは前倒しできても10年となるとちょっと先に不安を残すなぁとかということを考えるようになります。
僕がこのライフプランニングシートを作成しはじめたのは2011年からですが、そのころのシートを振り返ってみると2018年の貯金予想額は、実際の半分ほどでした。それほどまでにこのところの株価などの上昇があったことがわかります。
またそのころは、その他収入予想(配当金など)が10万円となっていました。これが今年は70万円予想ですから、配当収入が拡大してきたということが感じられます。
ライフプランニングシートの欠点としては、利回りをいじると一気に収支が改善します。また資産が運用で急に目減りすることなどには対応できません。それでもどういうライフイベントが控えているかなどを時系列で把握するには便利なツールです。
ぜひまだやったことがない方は、取り組んでみるといいかと思います。
特に結婚や子どもが生まれるタイミングの方はぜひ。