2017年に住宅を購入した時に組んだ住宅ローンが、預金連動型住宅ローンになります。僕の場合は、JAバンクの預金連動型住宅ローンを利用しました。
最大ローン残高の半額までがキャッシュバック対象
預金連動型住宅ローンとは、同じ銀行の預金残高に応じてが住宅ローン利息をキャッシュバックするというもの。
JAバンクの場合は、残高の半額までが対象となります。一旦ローンの利息は毎月払うのですが、年に2回キャッシュバックがあります。
キャッシュバックは、3月15日と9月15日の年2回に、計算対象期間(3月は7月から12月分、9月は1月から6月分)のキャッシュバック金額を貯金連動型住宅ローンの返済用口座に入金されます。
この制度を最大限利用するには、住宅ローンの半額分の預金を準備する必要があります。その場合はローン金利の半分の金利で借りていることになります。
ちなみに、預金があるのに頭金に回さず預金連動型住宅ローンを組むのかというと、住宅ローン減税を利用するためです。ローン残高の1%が戻ってきますので頭金に回すより、トータルでは得になります。
このキャッシュバックは今回で3回目。今回は、2018年7月から12月分のキャッシュバックとなります。45,000円ほどのキャッシュバックとなりました。
過去3回の合計で、13万円ほどのキャッシュバックを受けています。
逆に言うと、僕が借りている金利0.8%ですら26万円も利息で払っていることになります。低金利とはいえ、恐ろしい金額ですね。
このキャッシュバックを鑑みると僕場合は、固定10年間で0.80%ほどで借りていますので、ローン自体は0.40%で借入していることになります(別途、保証料分は一旦払っています)。
借入金をこれ以上の金利で運用できれば、利ザヤが稼げます。住宅ローンは個人ができる数少ない資金調達手段になります。
もともと預金連動型住宅ローンは、貯金がある人にとって有効なローンになります。活用できる人はぜひ活用して、ローン返済費用を確保しつつ、運用してみるのもいい手段かと思います。