不動産本です。今回はマンションを所有する側の本になります。
本書によれば、費用対効果の良いマンションを自宅として所有することで、資産を築くことができるということを説いています。
分譲マンションの8つの真実
まずはどういうマンションがよいかについてまとめています。
- いいマンションは資産である
- 1に立地、2に立地
- 画一的な商品な商品だから売りやすい
- 自分の力では変えられないことが多い
- 災害につよい
- 余った住宅は賃貸市場にまわる
- 建物は長寿命化し朽ち果てていく
- 大規模修繕はひと騒動になる
ということです。これは購入する際の参考にもなります。
資産になるマンションをどう買うかについて
ではそんなマンションをどう買うかについてですが、
ということです。
本書のまとめとして
勝てる時期に勝てる物件を勝てる条件で購入し、勝てる時期に乗り換えなさい
ということに尽きるようです。
今までの僕の”資産は換金性の高い資産で持つべき”という僕のスタンスですので、その真逆の説明は、それはそれで勉強になります。
ただ、素人である僕が、こうした条件(特に時期や物件)をくぐっていけるのかというのが不安要因です。また利回りが良いといってもJ-REATの分配金利回りで4%程度見込める中で、運用としての不動産にはそこまで魅力を感じません。
唯一にして最大の不動産購入の魅力は、住宅ローンという手段を使ってレバレッジをかけられるということ。つまり勝てる物件だったり時期だったりするとそれは一気に優良な資産に早変わりします。
マイホーム購入ブームが我が家には来ていますので、買うとなればこうした物件を購入するしかないと思います。
たまには自分の意見と違う本を読むことも大事です。
マンションは10年で買い替えなさい 人口減少時代の新・住宅すごろく (朝日新書)
- 作者: 沖有人
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/12/13
- メディア: 新書
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