仕事が一段落したので、ずっと興味があった野立て太陽光について再び調べなおしています。
メガ発やタイナビといった土地付き分譲案件から自宅から1時間圏内のものを見繕っています。
ただどれもこれも判で押したように表面利回り10%案件ばかり。ただよく見ると、電力会社との連携費用や保険などが入っていたり入っていなかったりしています。
はじめて下見に行ってきた
そんな中、代休を使って、資料請求をした中から、三重県亀山市の物件を下見してきました。うーん、イマイチ。やはり接道していないのが気になります。これって20年後どう処分するんだろうと不安になってしまいます。
ただ、太陽光発電会社の方と話ができたのは良かったです。関西の会社の人でしたが、土地の仕入れが一番大事ということや、産業用の固定買取制度が今年までになるので、販売は来年いっぱいだろうというような話をしました。
話をしていて不安になったのは、太陽光分譲業者は今まで仕入れた在庫を売りさばいた後はどうするのだろうということ。話した会社は、メンテナンスを請け負うことや蓄電池販売をすると言っていましたが、果たしてどうなのでしょうか。
また連携まで意外と時間がかかるようです。WEBでは2月連携となっていた物件でも聞くと8月ぐらいかなぁと言っていました。
ちなみにみた物件は、公庫の融資拒否のため再掲載となった物件だったということです。その方は5機目ということで、さすがに融資下りるわけないですよねとか言っていました。固定買取終了に伴い、手付金だけ入れる方が増えているそうです(あおりトークかもしれませんが…)。
野立て太陽光は本当に資産形成に有効か?
実際下見をした上で再度シュミレーションとにらめっこしました。今回下見をした物件は850万円ほどの小さい物件になります。最初から2,000万円級の投資にビビったからですが、プチ案件だとあまり儲からないことがわかります。
これはメンテナンス費が毎年15万円かかったりとイニシャルコストがまあまああるからです。税金や保険などとあわせて20万円かかるとすると850万円案件の売電収入85万(表面利回り10%なので)とすると1/4が経費となって消えてしまいます。
仮に1700万円の物件だと経費率は約半分の1/8に抑えることができます。
もうひとつ不動産投資と同じくレバレッジをきかせないと、しんどいということ。信販会社の融資だと2.2%程度ですが、これだとあまりおいしくありません。ここは公庫で1%台の融資を引き出したいところです。
我が家の場合は、住宅ローンを1%以下(実質は預金連動型ローンで約0.5%)で借りているので、まずこのお金を使うのも手です。
もうひとつ、会社員の野立て太陽光のメリットとしては事業所得として計上することで、青色申告をすると65万円の所得控除が使えます。65万円の課税対象額が下がります。つまり仮に所得税20%、住民税10%とすると19.5万円も税金を下げることができます。
できれば1500万円ぐらいの案件で、年明け早々の連携案件があればいいのですが…。