今までいろいろな会社の株主向け資料を見てきましたが、その中で一二を争うオシャレな株主報告資料をつくっているのが、ジンズになります。今年もそんなジンズから株主総会招集通知が届きました。
それでは、株主総会招集通知からジンズの業績を見てみましょう。
売上高 602億円→638億円(+6.0%)
営業利益 56億円→50億円(▲10.1%)
経常利益 58億円→50億円(▲13.8%)
当期純利益 16億円→32億円(+95.1%)
昨年は、コロナ禍ということもあり大きく減収決算となりましたが、今年は売上は回復。利益はさらに下がっています。JINSブランドのコンタクト事業のテレビCMで宣伝費がかさんだということです。
国内市場が横ばいなのに対して、海外事業は伸びており、売り上げが20%増、利益も黒字化しています。
国内・国外の部門別の売上も記載がありました。
国内は売上が微減、利益は17.9%減だったのに対し、海外は売上が微減、利益は赤字転落となっています。中国での展開数が多いのが足を引っ張っているのでしょうか。