平和という会社から中間報告と株主優待が届きました!本ブログ初登場になります。
聞いたことがない方も多いでしょうが、もともとはパチンコの台を作っている会社になります。2015年にはPGMホールディングスというゴルフ場運営会社を子会社化した会社になります。
平和の株主優待制度とは?
株主優待制度は下記のようになっています。
PGMグループ運営のゴルフ場の株主優待券(年2回)
100株以上 2枚
200株以上 4枚
300株以上 6枚
400株以上 8枚※1枚につき1名様のみプレー代より最大3,500円を割引。割引対象は、グリーンフィ、諸経費、カートフィ及びこれらにかかる消費税。
※1回につき複数枚のご利用可。
※利用可能日:平日‣土日祝日(1月(1月1日を除く)、2月、7~8月のみ)。
北海道内の各ゴルフ場、中央道晴ヶ峰カントリー倶楽部の土日祝日のご利用は、冬季クローズ後の春季オープンから5月までと、10月から冬季クローズまで。
なんと3,500円分の割引券をもらうことができます。それも複数枚使用可という太っ腹状態。そのうち改悪される気がしてなりません…。
ただゴルフという特性上、一人では回りません。一人が株主であれば友人などを誘ってやってくれるということを計算しているのかもしれません。
個人的には老夫婦などの趣味で回る分には非常に使える銘柄だと思います。
僕の場合は、400株所有でしたので、28,000円分の優待券が届きました!仕えるゴルフ場をみると全国に140か所にのぼっています。これはすごい。。。
続いて中間報告書から
中間報告書から業績も見てみましょう。
売上高 936億3300万円→621億7700万円(▲33.6%)
営業利益 232億7500万円→51億9900万円(▲77.7%)
経常利益 228億1900万円→50億0900万円(▲78.0%)
当期純利益 222億8300万円→21億円(▲85.6%)
非常に厳しい中間決算となっています。おかげで株価も軟調です。3000円を超えることもあった株価も2000円を切っている状態です。
部門別の業績も見てみましょう。
<遊技業事業>
売上高 522億4300万円→183億1000万円(▲65.0%)
営業利益 177億5400万円→▲7億4900万円(▲赤字転落)
<ゴルフ事業>
売上高 413億9000万円→438億6600万円(+6.0%)
営業利益 74億4900万円→75億3000万円(+1.1%)
部門別にみると遊技業事業の不振が業績の足を引っ張っているのがよくわかります。これは、規制改正が入ることによる射幸心を抑えた機種になっていくことが予想され、販売台数が下がっていることによります。
今までが野放しすぎただけなのですが…。
各地のパチンコホールも結構、規制が厳しくなり、経営がしんどいところも出始めています。
一方ゴルフ事業は5ホール増えて140ホールを運営するという規模拡大を図っています。
PGMを子会社化したのもこうしたパチンコ業界の規制強化の波を予想して、次の柱を持つためだったのでしょう。そういう意味ではリスクヘッジになっています。ただあまりにも遊技業部門の減り方は半端ないのですけど。。。