優待銘柄のイオン系の事業報告シリーズです。西日本に続いて東北です。
マックスバリュの上場銘柄、6社の中でも一番不安要素が強いのがこの東北になります。
マックスバリュ東北の今期の業績は?
それでは業績をみてみましょう。
営業収益 1110億→1122億円→1063億(▲5.2%)
経常利益 2億3115万→12億1200万→13億9600万(12.1%)
当期純利益 ▲9億7363万→7億5900万→5億1600万(▲32.0%)
総資産 251億→237億→227億(▲4.2%)
純資産 26億→33億→38億(15.1%)
BPS ▲145.12→▲88.63→▲48.84
減収増益、ただし純利益は減少という決算になりました。一時は赤字続きだったので出血が止まったという状態でしょうか。リーマンショック以降の回復基調が東北にも出ているということでしょう。
BSの方も総資産を減らしつつ、純資産を積み上げるということで多少は改善基調にあります。ただ相変わらずBPSはマイナス……。優待がなければ誰も買わない銘柄であることは変わりありません。
本当にここの決算をみていると日本の地方が直面している問題を考えさせられます。
あと今年から(だと思います)株主優待の申込書を返送しないと発送を優待券の発送を遅らせるという方法がとられています。考えられるに発送作業を分散をしたいということなのでしょうか。
ちなみに議案書をみていて気付いたのですが、ここの社長は女性だったのですね。期待したいところです。