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イオンから配当金と株主総会招集通知と2016年度事業報告書が届きました

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5月に入り2月の決算の2月決算企業から株主優待通知が届き始めました。その代表格であるイオンから配当金のお知らせと2016年度の事業報告書&株主総会の招集が届きました。

配当金について

期末配当金は1株当たり15円。昨年に比べて1円の増配になります。100株保有ですので1,500円となります。イオンは中間配当も15円ありましたので、2016年度は通期で30円の配当となりました。現在の株価(2017年5月)から計算すると配当利回りは1.81%程度となります。
ちなみに購入価格(981円)から計算すると3.05%となります。
ちなみに我が家の優待でのキャッシュバック還元の利回りは7.4%でしたので、配当&優待利回りは10.45%となります。
ついに10%越えとなり、なかなかの利回りになりました!

イオンの事業報告から

次に事業報告から抜粋です。前年・前々年と比較しておきます。

営業収益 7兆0785億→8兆1767億→8兆2101億(100.4%)
経常利益 1525億→1796億→1873億(104.3%)
当期純利益 420億→60億→112億(187.3%)
一株当たり純資産 1443→1364→1349

ということで、増収増益という結果です。まぁアベノミクスで世の中の多くの企業は増収増益でしょうから…。当期純利益は昨年に大幅に下がっているので回復しているようにみえますが、前々年レベルには達していません。昨年はこれは法人税と少数株主利益が原因とあり、???な説明となっていましたが、今年はよくわかりません。

続いて部門別の構成です。
主要な部門別で営業収益と営業利益です。

GMS事業                      3兆0122億 / 24億8100万
SM・DS事業                     2兆8902億 / 312億8800万
小売店事業                      3787億 / 22億0530万
ドラック・ファーマシー事業 6236億 / 220億5300万
金融事業             3720億 / 619億0400万
ディベロッパー事業        3159億 / 468億5100万
サービス・専門店事業       7656億 / 263億9300万
国際事業                                  3983億 / ▲54億0100万

 

相変わらず金融と不動産で稼ぐ体質のイオンです。この2部門で利益の半分以上を稼ぎ出しています。スーパーは大幅に回復、ドラッグ事業も次の柱に育ってきています。一方、不振なのはGMSという大型の総合スーパー事業。食料品はともかく、衣料などは辛いですよね…。都心部だと買うのは子ども服とか靴ばかりですもん。

期待の国際事業は今年も赤字。イオンベトナムとイオンカンボジアが黒字転換ということですが、中国がダメなんでしょうね。個人的には海外に軸足を移すしかないと思うので、アセアンを中心に拡大してほしいところです。

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