日銀の買入も続き、高値が続くJ-REAT。一時に比べ、妙味は薄れていますが、手軽に不動産投資ができるということで、僕も保有しています。さて今回、その中の一つプレミア投資法人から分配金のお知らせと運用報告書がとどきました。
分配金について
今期の分配金は、1口当り 10,110円でした。2口保有していますので、税引き前で20,220円の分配となります。現在の評価額からの利回りは、3.12%となっています。
前期が分配金、10,121円となっており分配金は横ばいです。前期の評価額からの利回りが5%を超えていたことを考えるとはこの利回りでは追加投資はおろか、乗り換えを考えた方が良い気もします。
このように利回りが下がったのは、この半年の株価の上昇のためです。半年前には40万円そこそこだったものが、今や65万円に迫っています。そりゃ利回りが下がるのも当然ですね。
もともと上昇気流のREAT銘柄のなかでは出遅れ銘柄だったのですが、やっと気流にのったということでしょうか。
なお購入価格からの利回りは、5.18%となっています。
運用報告書から
続いて運用報告書からです。
営業収益 66億8000万→68億2200万
営業利益 29億3400万→30億0200万
当期純利益 22億1300万→23億4000万
一口あたり分配金 10121→10110
LTV 57.0%→55.0%
今期の一番のトピックスは、ケネディクスが経営参画したこと。発行済み株式の30%を保有しています。果たしてその効果はでるのでしょうか。株価の方は一応、その後上がっていますかが…。ずっと懸案の稼働率ですが、レジデンスは、94.9%とほぼ横ばい。オフィスは92.6%と前期から2.8%回復しています。とはいえ92%って低いなぁというのが感想ですね。いくつか異常に稼働率が低い物件がはいっているためでしょうか。ちなみにそのうち1件である神田中央通ビルは売却されています。
引き続き物件の入れ替えを行ってほしい限りです。
あまりにも株価が上がっているため、そろそろ一部利益確定をしたいところですね。