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お金に関することを徒然と

徒然なるままにお金に関することを書いていきます

(読書)臆病者のための株入門/橘玲

「黄金の羽根の拾い方」というベストセラーにして良書の著者、橘玲が株式入門に絞って書いた新書。以前から良書という噂だったので読んでみました。

株式で利益を上げやすい3つの投資法

著者によると株式市場において、利益を上げやすい投資法は以下の3つ。
それぞれ一長一短です。
デイトレードはゲーム性が高く、はまると病みつきになりますが、ゼロサムゲームで、初心者の大半は退場となる。個別株長期投資は、資本主義に忠実で最も大きい利益を上げられるものの企業研究などに膨大な手間がかかる。インデックス投資は簡単で投資できるものの平均的な儲けにとどまる。
著者はそれぞれに優劣はつけていない。ただ素人がやるのであればインデックス投資が一番という結論としています。
 
インデックス投資で一番大事なのはアセットアロケーションですが、これに関しても明確にしている。国内株と海外株の割合は、15:85が最適としています。世界の時価総額の割合から算出すつとこうなります。経済学の理論的にはこれが正しいということでした。
 
本書において残念だったのは、債権と株式の割合についての記述がなかったこと。タイトルが「株入門」なので仕方ないのですが、個人資産というものは株だけで運用するものではありません。資産のどれぐらいを株式資金に投入すべきかというところは、はぐらかされていました。
 
それでも株式入門書としては良書だったと思います。

 

臆病者のための株入門 (文春新書)

臆病者のための株入門 (文春新書)