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東急レクリエーション上場廃止に伴う109シネマズの優待について(まとめ)

10年以上保有をしていたお気に入りの優待銘柄のひとつ、東急レクリエーションが親会社の東急に吸収合併されることになりました。

 

東急株式会社による株式会社東急レクリエーションの完全子会社化に関する株式交換契約締結のお知らせ

 

株式交換に係る割当比率は、東急:東急レクリエーション=1:3.6 となります。200株保有でしたので、東急株が720株割り振られることになります。

東急レクリエーション 優待制度について

この合併に伴う株主優待制度の推移ですが、下記のように発表されています。

 ・2022年12月31日を権利確定日とする株主優待(最終)ポイント付与日:2023年5月1日利用可能期間:2023年5月1日~2023年10月31日 

・2022年12月31日現在、当社株式200株以上を保有する株主のには、2023年11月1日に 同数の株主優待ポイントを付与予定(~2024年4月30日まで利用可能)。加えて、2023年4月開業予定の「109シネマズプレミアム新宿」の招待券を1枚贈呈

 

なんとも手厚い優待保護でしょう。とりあえず2024年4月末までは109シネマズの優待を使い続けることができます。

東急の優待制度について

東急自体も優待制度があります。また東急レクリエーションの合併に伴い、映画の割引券の優待が追加されました。

<3月末・9月末>

株主優待乗車証(きっぷ式) ②株主優待乗車証(パス式) ③株主ご優待券【Aセット】 ④株主ご優待券【Bセット】

100株以上    ①2枚+③
500株以上    ①5枚+④
1,500株以上    ①10枚+④
2,500株以上    ①20枚+④
5,000株以上    ①40枚+④
9,500株以上    ①80枚+④
12,000株以上    ①10枚+④+②1枚(電車全線)
14,000株以上    ①30枚+④+②1枚(電車全線)
28,500株以上    ①30枚+④+②1枚(電車・バス全線)

上記に加えて、継続保有3年以上 

1,500株以上    ①5枚
5,000株以上    ①10枚

この④にあたるグループ優待券「B」の中に「映画鑑賞優待券」が4枚追加されるということです。この「映画鑑賞優待券」は109シネマズで1,000円で映画が観れる券ということです。通常価格が1900円ですので、900円割引券(格安チケットでは1300円ほどで取引されていますので、実質優待価値は300円程度です)になります。

まとめ

まず上場廃止になりますが、2024年4月までは優待価値が残るので、上場廃止まで保有し続けるつもりです。

加えて200株保有でしたので、東急株が720株割り振られます。これによって東急の優待が年2回送られてきます。映画鑑賞の価値はかなり下がりますが、無いよりはましでしょうか。切符などは沿線住民でないとそこまで価値はありませんが、ヤフオク等で売却をすると1400円程度(×年2回)の価値になるようです。

あとは配当があります。1株15円予想ですので、720株だと10,800円/年の配当となります。東急レクリエーションがコロナ禍以降、無配だったのでこれは大きいです。

 

今回の合併で株価は5000円→6000円と大きく上げました。ただこれも縁だと思いますので、東急株でしばらく持ち続けようかなぁと思っています。