コロナ禍で苦しむ、僕の保有株の日本株の中で主力の銘柄である西日本旅客鉄道(JR西日本)から中間配当と中間事業報告書が届きました。昨年までは冊子形式だったのが折りのペラペラな報告書になりました。これも経費削減でしょうか。
中間配当について
もともと配当性向が高く増配をしているJR西日本。今期も赤字決算ですが、今回も1株当たり50円の配当でした。300株保有ですので、税引き前で15,000円となります。致し方ないですね。
年間の配当予定額は、昨年に続き100円ということです。これは現在の株価(2021年12月)からの配当利回りは2.05%となります。第六波予測からかダダ下がりです。
業績について
続いて、中間事業報告書から業績をみてみましょう。
(半期)
営業収益 3899億円→4368億円(+8.6%)
営業損益 ▲1,447億円→▲861億円(赤字縮小)
経常利益 ▲1543億円→▲874億円(赤字縮小)
当期純利益 ▲1281億円→▲686億円(赤字縮小)
続いて各部門の収益をみてみましょう。
運輸業 2356億円(▲899億円)
流通業 555億円(▲69億円)
不動産業 662億円(161億円)
その他 794億円(▲61億円)
昨年に続いて不動産を除いて各分野とも赤字です。
トピックスとしては、2021年9月に公募増資をしています。これがあってさらに株価が下がっています。なんで銀行から借りなかったのでしょう……。