お金について、徒然と。

徒然なるままにお金に関することを書いていきます

新入社員へ。初任給をもらったやるべきお金のこと。

初任給が高い企業には注意!?】就活生しか見ない『初任給』の実態とは!?

もうすぐ給料日です。新入社員の時、特に研修で何もしていないのにもかかわらず20万円近く入金され、いいのかぁ‥と思ったことを思い出します。

さて今思うと、お金について入社時からちゃっと取り組みをしておけばと思っています。ということで今思う、初任給をもらったらやるべきお金のことをまとめてみました。

銀行口座の考え方

給料の振込口座選びは大事です。なによりも使い勝手がよく、出金や振込手数料が無料の銀行口座を選びましょう。

僕が今、選ぶなら

の3行を上げます。

それぞれ手数料無料のプログラムがあるので見てみましょう。

 

楽天銀行

ハッピープログラムというものを展開しています。残高10万円以上でATM1回、他行振込1回無料となります。残高50万円以上でATM2回、他行振込2回無料となります。

楽天の各サービスと連携でポイントアップなどが期待できます。

 

住信SBIネット銀行

スマート認証NEOをやるだけで、ATM5回、他行振込5回無料になります。これはクリアしやすいです。

 

新生銀行

残高100万円以上などの条件で、コンビニATM無料、他行振込5回無料となります。この残高100万の条件は厳しいですが、月々5,000円の投資信託積立でも条件クリアとなるので、こちらを使ってクリアするのがおすすめです。

 

手持ちの預金残高にもよりますが、ネット銀行でも構わないということであれば、住信SBIネット銀行が第一候補でしょうか。実店舗が必要であれば新生銀行も候補にあげてもいいかと思います。

ただし新生銀行は、ゴールドステージにならないとATM引き出し手数料がかかってしまうので、積立設定を忘れずにしましょう(もちろん残高100万円を預金しておいてもいいですが…)。

給料の20%は天引き!

給料の振込口座が決まったら、次は天引き設定です。

目安は給料の20%、できれば25%を設定しましょう。手取り20万円だったら4~5万円です。実家通いのひとであれば、もっと積立をしてもいいかと思います。

ここで一つテクニックですが、給料振込口座とは別の口座を用意し、そちらに天引き分を振り替えてしまいます。そしてその積立口座は手を付けないこと。

 

このように口座をわけるのが一番簡単で、お金が貯まります。

少し応用編。投資信託の積立を始めよう!

もう少し手の込んだことをするのであれば、積立額の半分を証券口座に振り込み、残り半分を積立口座に貯金という方法もいいかと思います。

つまり20万円の手取りだった場合、このように分けます。

 ¥160,000‥生活用口座

 ¥20,000‥積立用口座

 ¥20,000‥証券口座

と振り分けます。

そして証券口座でつみたてNISAを設定し、eMAXIS slim全世界株式などを積立を始めるというものです。

 

新入社員の方の設定商品としては、全世界株式か先進国株式のインデックスファンドが良いかと思います。そしてノーロード&信託報酬料が安いものを選ぶこと。

振込口座で新生銀行を選んだ方は、新生銀行で積立設定をしてしまうこともおススメです。

※基本的に銀行口座で証券口座を兼ねるのは嫌いなのですが、放置積立でゴールドプランを獲得するためであれば、仕方ないという判断です。

 

証券口座は、楽天証券SBI証券でしょうか。

生活費が足らない!固定費の削減を

手取りの20%も天引きをすると生活費が足らない……ということもあるでしょう。その場合はまず取り組むは、固定費の削減になります。主な削減方法は、

  • 携帯電話プランの見直し
  • 電気/ガスの契約会社の見直し
  • 保険には入らない
  • コンビニ使いをやめる
  • 家賃を値切る

といったあたりでしょうか。最後の家賃を値切るは、もう契約しちゃったよ!という人は更新時期を狙って交渉してみましょう。

また最近はテレビを持たない人も増えてきています。TVerで十分という人も多いですもんね。

一番の武器は、時間と人的資本!

お金がない新入社員が持っている武器を考えてみると、まずは残された時間です。インデックスの長期積立投資になれば勝つ確率は上がります。

そして何よりも自分という人的資本があります。

 

稼ぐ力をつけるというのは、一生に渡って影響を及ぼすスキルになります。そのためのインプットや経験にお金を使うのは資本金を足すようなものです。

ぜひお金をやりくりして、自分の資本増強につながるお金の使い方を意識しましょう!