ビール会社は12月決算ということで、3月に株主総会が行われます。今回クロス取引にて優待を取得したキリンホールディングスから株主総会の招集通知と株主優待のご案内が届きました。
キリンホールディングスの株主優待は、選択制
まずは株主優待から。キリンホールディングスの株主優待は6種類から選択できるようになっています。
100株だと1000円相当、1000株で3000円相当の品になります。
僕の場合、100株ですので、ビール4本セット、清涼飲料7本セット、キリンシティ1000円分、SAMURAI BLUEマフラータオル、交通遺児等育成基金への寄付の中からセレクトです。
無難にビール4本セットをセレクトし、返送はがきに記入して投函します。到着は5月中旬~6月下旬ということです。
キリンホールディングスの業績は?
つづいて株主総会の招集通知から業績をみてみましょう。
売上高:2兆0570億円(▲5.5%)
営業利益:1418億円(+13.7%)
経常利益:1406億円(+9.7%)
当期純利益:1181億円(黒字転換)
1株当たり当期純利益:▲51.87円→129.49円
総資産:2兆4437億7300万→2兆3481億6600万
純資産:9380億8300万→9460億8300万
1株あたり純資産:727円48銭→745円92銭
続いて分野別の業績をみてみましょう。
<日本総合飲料>
売上高:1兆1532億円(▲3.2%) ※売上高構成比:55.5%
営業利益:672億円(+40.1%)
<海外総合飲料>
売上高:5614億円(▲10.1%) ※売上高構成比:27.1%
営業利益:433億円(+30.2%)
<医薬・バイオケミカル>
売上高:3357億円(▲5.6%) ※売上高構成比:16.2%
営業利益:347億円(▲25.8%)
<その他>
売上高:246億円(▲3.1%) ※売上高構成比:1.2%
営業利益:33億円(▲13.7%)
全体としては減収増益になりました。分野ごとでみると国内のビール販売の減少が続きます。海外部門も円高でなかなかなかなか厳しいです(利益は出ていますが…)。
ただ個人的には日本マーケットの縮小は必至なので、海外や医薬部門に注力する会社の姿勢には賛成です。ぜひ海外部門・医薬部門の成長を期待したいですね。