名古屋の喫茶店といえば、コメダ珈琲。最近は全国進出もしているチェーン店になります。そんなコメダ珈琲を運営するコメダホールディングスから2018年下期分の株主優待が届きました!
コメダホールディングスの株主優待は?
コメダホールディングスの優待制度は下記のようになります。
2月末/8月末 100株以上
◆オリジナルプリペイドカード「KOMECA」1000円分(×年2回)
※「KOMECA」の有効期間は1年。
また今期も株主議決権の行使で500円分のチャージがあります。これは議決権の行使を促すいい企画です。結果としては年間2,500円の優待となります。
優待のKOMECAですが、株主番号が変わらない限り、同じカードにチャージされるということです。この同じカードへのチャージは、東急リラクゼーションやイオンのオーナーカードも同じシステムです。経費削減にもなり転売防止にもなります。ちなみに再発行手数料は500円ということです。
なお配当は年間で50円となります。2019年5月現在の株価(2050円)からすると配当利回りが2.4%。優待利回りが1.2%となります。あわせて3.6%ということで、イマイチ物足りません。
コメダホールディングスの業績は?
続いて、同封されていた事業報告書から業績をみてみたいと思います。
売上収益 259億8400万→303億3500万(+16.7%)
営業利益 72億0700万→75億6800万(+5.0%)
当期利益 49億0500万→51億1700万(+4.3%)
相変わらず見事な増収増益となっています。 もちろん積極的な新規出店のおかげでしょう。現在860店舗を構えています。国内の飲食チェーンの一つの目安が1000店ですのでそれまで安定的に増収増益となるかと思います。エリアとして東日本・西日本においてはまだまだ出店余地があります。喫茶店という業態なので、商圏はファミレスよりも狭いので、もう少し出店可能店舗数はもっと目指せます。
現在は拡大期で、利益も出ています。今後は原材料費の高騰や人件費問題が課題になってくるでしょう。それでも通常の飲食店よりも回転率が低めだったり、提供メニューが少なかったするのがメリットでしょうね。