つい先日、新居に引越を完了しました。前の家から徒歩2分という近距離での引越でした。賃貸の狭いマンションから戸建てへの引っ越しですので、全然物が入っておらずガランとしています。
先日引き渡しの時は、全く実感がわきませんでしたが、実際に住むとなると愛着をもつものです。
備忘も兼ねて、家を買う際に気にかけたほうが良いことを記しておきます。
家を買うにあたって、気づいたこと
・図面ではイメージがつかない部分は立面としてどうなっているのかを聞くこと
⇒我が家の押し入れが階段しただったので、1/4が使えませんでした。
・コンセントの位置、扉はドアなのか引き戸なのかを確認すること
⇒玄関横の土間の扉がまさかの通常の扉でした。玄関への圧迫感があり、扉を外してもらいました。普通、引き戸でしょう…。
・電源工事前であれば照明の位置を変更できるので、レール照明にするなどの変更ができる
⇒ダイニングの照明などいくつかの箇所をレール照明にしてもらいました。
・建つ前であれば作り付け家具などもオーダーできる
⇒リビングに面する和室の壁面に作り付けの座卓を作ってもらいました。子どもの勉強机&パソコン机として活用します。
・傷チェックでは、思ってもいないところが間違っていたりする
(オーダーしていたものと違う壁紙だったり、お願いしていたことが通っていなかったりする)
⇒和室の畳の色が指定と違った…。
・エクステリアは高いので、自分で発注できるものはして、現地配達をし設置だけしてもらうことも可能
⇒サイクルポートを自分でネットで発注して、取り付けのみお願いしました。数万円の削減になりました。
・住宅ローンは、住宅メーカーの提携銀行ではなく、自分で比較検討すること
⇒これはしっかり比較検討した方がよいです。金利差だけではなく、自分の返済プランを考えて、諸費用を含めて検討しましょう。ちなみに我が家はJAバンクにしました。
・登記の司法書士(加えて土地測量士)は、住宅メーカーの提携ではなく、いくつかの司法書士事務所にあたってみること
⇒これが意外に高かった。やはり自分で探せばよかったと後悔しています。
・火災保険も比較サイトで探してみると費用の削減になる
⇒住宅メーカーや金融機関の提携ではなく自分で探すことが可能です。これにより10年で5万円以上の削減につながります。ただ家財保険をどれぐらいかけるかなど判断が難しいことも多く、なかなか判断が難しいです。
・太陽光発電の設置は、比較サイトを使って、見積もりをもらったうえで、工務店に交渉すること
⇒工務店だけだと本当に高い値段をいわれたので、比較サイトで相場を知ることが大事です。
・IHにするとキッチン用品がすべて買い直しになってしまう
⇒IH対応の鍋ややかんを大量にホームセンターで買うことに
・マンション→戸建ての場合、思ったより階段移動が多く負担になる
⇒我が家は2階建てですが、3階建てだったらもっと大変です。特に洗濯物を干す導線とかは気にしておきたいですね。
・建売住宅の場合、テレビアンテナがない
⇒これはまさかの落とし穴
・表札すらない
⇒これも自分で頼むことに
・電化製品の買い替えやカーテン代などがかなりかかる
⇒部屋数が増えますので、エアコンや照明、カーテンの費用がかなりかかります。我が家の場合、エアコン2台+照明+カーテン代で60万円ほど。これでも子ども部屋分はまだ取り付けていなかったりします…。
などなどでしょうか。いっぱいありますね。
家を建てるにあたって大事なことをまとめると…
とにかく家については決めなくてはいけないことが多すぎます。そしてほとんどの場合、初体験ですので、経験に基づいた判断ができません。我が家は建売でしたが、それでもかなりどんどん判断をしていく必要がありました。
大事なことは、
- 金額の大きいものから判断する(判断時期にもよりますが…)
- 多すぎない複数の選択肢をもち、その中から判断する
- 判断を先延ばしにしない
ということ。
人間細部に目が行ってしまいがちですが、優先順位としては金額の大きいもの(購入価格が決まれば、ローンをどう組むかですね)から取り掛かること。
選択肢は3つぐらいが限界です。それ以上は脳がマヒし、思考停止になります。
そして判断を先延ばしにしないこと。先延ばしにできるほど時間に余裕はありません。どんどんやることが増えていきますから。
優先順位をつけ、比較し、決断する
実はこれってビジネススキルにも通じる話だと思います。人生は決断の連続。この手順が一番物事が進みますから。
ぜひ新居を買う前にこの本を。