お金について、徒然と。

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給料が低いのなら支出を見直すべき!お金を貯めたいのであればやっておくべき(やめるべき)こと5つ

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お金を貯める方法が3つしかありません。

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 貯蓄の利回りを高める

多くのマネーに関するノウハウはこの3つに収束されます。

まだ貯蓄がまったくない世帯の場合、一番有効なのは2の支出を減らすことが一番効果的です。今回は、まだ貯蓄がない方向けに、貯蓄を作るために絶対やっておきたい5つのこと。

①タバコは、百害あって一利なし

もしあなたがタバコを吸いながら「お金がない」なんて嘆くことがあれば、それは失笑に値します。タバコをやめた場合の支出を算出してみましょう。

1日1箱(430円)とすると、1ヶ月で129,00円、年間で156,950円がタバコに消えています。

日本人の年収平均は約400万円です。手取りでいうと約280~300万円程度といわれていますので、平均年収の人の場合、手取りの約5%がタバコ代に消えてしまいます

ちなみにタバコは国からすると嗜好品という扱いで、国タバコ税・地方タバコ税・タバコ特別税・消費税と4つの税金がかけられています。1箱430円のうち276円(64%)が税金になっています。

消費税UPを嘆く前にタバコをやめましょう。

www.jti.co.jp

②ギャンブルをやめる

タバコと並んでやめるべき娯楽はギャンブルです。胴元が持っていく割合を控除率といいます。日本で認められている各ギャンブルの控除率は下記の通り。

これだけが胴元に入っていきます。全くの確率論である宝くじに投資するのはナンセンスの塊です。多少予想や技術の要素が関わる公営ギャンブルやパチンコでも、これだけの控除率にあなたは勝てますか?

控除率 - Wikipedia

③家賃に高いお金を払うのをやめる

上の2つはすでにやっておらず、関係ないやという方も結構いると思います。ここからは多くの人に関わってきます。

節約の基本は固定費の削減です。

実家暮らしの人を除くと固定費で一番大きなのは家賃になる場合が多いです。手取りからみる家賃の割合は、25%程度に抑えるべきといわれています。手取り20万円の場合は、5万円…。なかなか厳しい人は最低でも30%以内におさえましょう。

家賃は毎月発生するものです。1000円でも2000円でも安く抑えるべきです。もし家賃が2000円下がると年間24,000円の支出削減になります。

大事なのは、入居時に家賃交渉をすること。現在、日本は空家が増加傾向です。不動産仲介業社は、「こんな物件、すぐ埋まりますよ〜」なんて言ってきますが、そこは冷静に「あと○○○円引いて下さい。だったら入居します」と交渉しましょう。

④携帯電話のプランの見直し

大手キャリアだと毎月7,000円ほどの通信費がかかります。年間84,000円にもなります。残念ながら、通信費というものはお金持ちでも貧乏人にもほぼ同じ金額となります。ですので収入が少ない人にはその負担が重くのしかかります。

政府も通信費の高止まりにはメスを入れようとしていますが、現時点で一番手っ取り早いのは格安SIMに乗り換えることです。データ通信料にもよりますが2,000円ほどで通話付SIMに乗り換えることができます。

月々5,000円の支出削減になります。今使っているキャリアから切り替えるときには、手続きや事務手数料が発生しますし、機種ごと変更の場合は機種代もかかってきます。

それでも月々の差額ですぐにペイできます。最初は手間や違約金などがかかりますが、効果が大きいのです。

⑤コンビニでの買い物をやめる

毎日、気軽に寄ってしまうコンビニ。ほとんどが定価販売となっています。ペットボトル飲料はPBでも100円、一般ブランドだと150円ほどかかります。これがスーパーだと70〜80円ほどで売られていたりします。

コンビニ側もついで買いを期待して様々な取り組みをしています。振込やATM、コーヒーやスイーツ、ポイントサービスなど、これらは誘客のための施策です。

ついつい寄ってしまうコンビニへ近づかない。それが無駄使いを避ける一番の方法だったりします。

まとめ:削減すべきは、その時だけのための浪費と固定費!

上にあげたものは2つの視点があります。ひとつは、ギャンブルやコンビニでの買物というその時だけための浪費を避けること。もうひとつは固定費の削減です。
 
特に固定費の削減は、一旦仕組みを作ってしまうとメンテナンスしなくてよいので、効果大です。ここでは家賃と通信費について取り上げましたが、保険などもここに入ってきます。
保険については多くの人が過剰に入りすぎています。子供がいない家庭であれば加入する必要はありません。子供がいても一番保険が必要なのは、赤ちゃんが産まれた時であり、その後は保障額は少なくなっていきます。
昔、かけたままにしていませんか?
 
タバコ・ギャンブル・コンビニ消費などの、その時の浪費は、習慣の問題です。別の言い方をすると『行動の仕組み化』ともいえます。
 
固定費削減にも通じますが、一旦、仕組み化してしまうと、なぜ昔はそうしなかったのだろうと思えてきます。そうなればもう勝ったも同然です!
 
普段何気なく(当たり前だと思って)お金を垂れ流していることを見直し、削減する仕組みを作ることが、支出削減につながります。