僕が保有している数少ない債券セクターのETFであるアジア債券インデックスファンドから分配金がありました。
今回の分配金は?
今回は1口あたり1.52ドルで税引き後の支払額は2020円となっています。少し前は3000円ほどの分配金があったので利回りは下がっている傾向にあります。
またそれを受けてか(為替の影響もありますね)基準価格もやや軟調です。
アジア債券インデックスファンドの特徴
まずこのETFの構成についてみてみましょう。
ごらんのように、中国・韓国・シンガポール・香港と続く構成になっています。これは以前から変わりません。ただ平均利回りは3.3%となっており、以前は4%近くあったことから考えると利回りが低下しているのがわかります。
2017年は米国利上げが確実視される中では新興国の資金を引き揚げてアメリカに戻す動きが予想されるので、基準価格の上昇の期待もあまりできません。
それよりもこのETFの一番の問題は流通量があまりにも少ないこと。100株以下という日がザラにあります。カブドットコム証券ではフリーETFに指定されているのですが…。
新興国債券市場というニッチに分野に加えて、信託報酬が安い投資信託も揃えられつつあるので、そちらの方へ流れているのかもしれません。
お遊び程度に持っているのがいいのかなぁと思っています。