
お気に入りの優待銘柄である近鉄ホールディングス。2024年度の事業報告書と株主優待が届きました。
近鉄グループホールディングスの株主優待は?
近鉄グループホールディングスの株主優待制度は下記のようになっています。
近畿日本鉄道線沿線招待乗車券
近鉄電車全線(葛城山ロープウェイを除く)に1枚1人片道通用
100株以上 一律 4枚株主優待乗車券
近鉄電車全線(葛城山ロープウェイを除く)に1枚1人片道通用
1,000株以上 4枚
2,000株以上 8枚
3,000株以上 12枚
4,000株以上 16枚株主優待乗車証
持参人は誰でも利用でき、近鉄電車全線(葛城山ロープウェイを除く)および近鉄バス全線(一部路線を除く)に通用5,100株以上 1枚
15,000株以上 2枚
30,000株以上 3枚
50,000株以上 4枚
10万株以上 5枚
100万株以上 10枚株主様ご優待券
あべのハルカス展望台・生駒山上遊園地・志摩マリンランド・志摩マリンレジャー・志摩スペイン村・ゴルフ場・レンタカー・ロープウェイ・映画館・近鉄不動産・近鉄百貨店・レストラン・旅館・ホテルなど割引券100株以上 1冊
100株保有で4枚の株主優待乗車券とグループ優待冊子がもらえます。株主優待乗車券の価値は、運賃値上げもあるからか最近は1800円ほど価値となっています。といっても最近は自己使用が多くなってほぼ使い切っています。
近鉄グループホールディングスの業績は?
続いて、事業報告書から業績を見てみましょう。
営業収益 1兆5610億円→1兆6295億円→1兆7417億円(+6.8%)
営業利益 671億円→874億円→843億円(▲3.5%)
経常利益 746億円→846億円→815億円(▲3.6%)
純利益 887億円→478億円→467億円(▲2.3%)
稼ぎ頭の一つの不動産の原価高騰、国際物流でも運賃高騰で利益率低下だったということです。
続いて、各部門ごとの収益/利益をみてみます。
運輸 1917億円→2118億円→2232億円(125億円→322億円→346億円)
不動産 1638億円→1575億円→1653億円(160億円→151億円→138億円)
国際物流 7108億円→7338億円→7969億円(233億円→175億円→129億円)
流通 2027億円→2120億円→2153億円(27億円→57億円→70億円)
ホテル・レジャー 3004億円→3187億円→3449億円(96億円→134億円→139億円)
本業の運輸が大きく増収となりました。インバウンド、名阪特急・伊勢志摩の需要増ということです。確かに名阪特急は以前に比べて混んでいます。各部門別でトップの利益となりました。