先日、株主優待が届いた日本航空から、株主総会招集通知が届きました。
招集通知から業績を見てみましょう。
日本航空の業績は?
業績は下記のようになっています。
売上 4812億円(▲9046億円)
税引前利益 ▲3983億円(▲4871億円)
当期純利益 ▲2866億円(▲3347億円)
当然コロナ禍で、大幅な減収&赤字になっています。
財務面では、2623億円の借入、11月に公募増資で1829億円を調達しており、自己資本比率は45%ということです。
部門別の状況もみてみましょう。
国際線旅客収入 4862億円→279億円
国内線旅客収入 5297億円→1740億円
国際線貨物収入 597億円→965億円
国内線貨物収入 207億円→217億円
その他事業 2783億円→1507億円
当然、旅客輸入はボロボロですが、貨物が健闘をしているのがわかります。コロナで人流は止まっても物流は止めるわけにはいかないということですね。
長期ビジョンとしては2023年にコロナ前の利益水準に回復、2025年には関西万博などもあり1850億円の利益を目指すとあります。その収入イメージは、LCCとマイルライフインフラ事業(マイル・金融・物販・空港受託マーケット・地域活性化など)の拡充を上げていました。