保有しているインフラファンド、エネクス・インフラ投資法人。コロナ禍で下落したときに3口を追加購入し、合計8口になっています。そんなエネクス・インフラ投資法人から分配金が届きました。
エネクス・インフラ投資法人の分配金は?
今回のエネクス・インフラ投資法人の分配金は、1口あたり6,000円となりました。ただこれは利益超過分配金(3,607円)を含みます。利益分配金は2,393円となります。
さらに利益超過分配金のうち、一時差異等調整引当額が253円、その他利益超過分配金が3,354円となっています。正直、何が違うのか、よくわかりません。
基本的には減価償却によっての帳簿と時価の差を使っての「資本の払い戻し」に相当するのが、利益超過分配金という認識です(間違っていたら指摘してください)。
今回の「資本の払い戻し」に該当するのが3,354円ということになるそうです。これにより払い戻し等割合が「0.011」となり、取得価格1.1%が下がるということです。
うーん、よくわからないが、売却時に売却益が発生すると税金がかかるということですね。まぁNISAなのでしばらくは放置です。
8口保有していますので、48,000円の分配金となりました。インフラファンドらしい高配当です。まぁ半分は利益超過なんでタコ足とも言えますが…。
次期予想分配金は、同額の6000円となっています。
エネクス・インフラ投資法人の業績は?
続いて、業績を見てみましょう。
営業収益 12億5700万円→15億7000万円
営業利益 4億2700万円→3億1600万円
経常利益 3億1500万円→2億2100万円
当期純利益 3億0800万円→2億1900万円
総資産額 200億9600万円→191億1400万円
純資産額 84億2000万円→80億9000万円
1口あたりの純資産額 91,697円→88,110円
11月の期末では減益となっています。ただ2020年12月に公募増資を行い、三重県松阪市の超メガソーラーを取得しています。なんと取得価格402億円!期末の総資産の2倍の物件になります。
松阪太陽光発電所の特徴も記載がありました。パネル枚数が約35万枚!パネル出力は約98MW、東京ドーム21個分の敷地ということです、もともとはゴルフ場のフェアウェイ部分にパネルを設置したということです。
この1案件を取得することで、資産規模でインフラファンドで5位の小ぶりなファンドだったのが、1位になったということです……。
おいおい一本足打法すぎるだろ……。