会社の後輩が残業をしていたので、夕飯でもどうとい連れ出しました。後輩はかなり真面目で、仕事や今後の話と真面目な飯会になった。
もともと経理部にいたこともあり、会計に明るい。そして実家は土地持ちということも知っており、個人的には人間的にも面白い(興味深い)と買っている。
さて夕飯も長引き、気づけば12時をまわっていた……。
しまったタクシーで返すことになってしまった。後輩の家は遠く、タクシーで帰ると軽く5,000円を超えてしまう。
まぁ少し出してあげるかと思っていたらぼそっと、
「先輩にだけ言いますけど、二事業所得者なんですよ。だからある程度経費が使えるんです…」と。
二事業所得者??
聞くと要は、実家の稼業(不動産業)の社員になっており、そこからも給与収入を得ているという。ただその給与は、積立していて引き出せない(いわゆる相続税対策ですね)。かわりにと実家稼業の会社の経費をちょっとは使っていいよということです。
タクシー代ぐらいはなんとでもということです。
ちなみに会社には経理担当者ぐらいしか知らないということです。社会保険料などが大きく変わるので事前に伝えているということです。
いわゆる複業という考え方ですね。
へぇ、こんなところにいるとはね。
一つの会社に生活のすべてをかけなくてもいい。そのスタンスがいいなぁ。