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初体験!カブドットコム証券の公開買付の書類が届きました!

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クロス取引をするために口座を開設していたカブドットコム証券。株主優待制度もあり、保有額、保有期間に応じて、数%の取引手数料の優遇がありました。それもありカブドットコム証券株を400株保有していました。

そんながカブドットコム証券KDDIグループの傘下に入ります。それも公開買付を行い完全に子会社化するということです。

カブドットコム証券というと三菱グループのネット証券事業である一定の地位を築いていただけにびっくりニュースでした。よく考えるとネット大手3社に比べると今一歩サービスが良くないイメージだったので、いい買収提案だったのかもしれません。

 

株の取引きを初めて20年近くになりますが、人生初めて上場廃止を伴う公開買付を体験することになりました。今までも敵対的TOBなどの銘柄に巡り合うことはあったのですが、今回は友好的TOBということです。

 

カブドットコム証券の公開買付条件は?

カブドットコム証券の公開買付は、4月25日~6月13日の受付となっています。決済の開始日は6月20日となっています。なお公開買付は、大和証券またはカブドットコム証券でのみ可能ということです。

どの証券会社でも可能ということではないのですね。この2社以外で保有している場合は、市場に売却する人も多いのではないでしょうか。

僕の場合は、当然カブドットコム証券で保有しているので、特別な手間はあまりありません。

公開買付価格は、1株あたり559円となります。これは買収憶測情報が流れた1月24日の前日に対して46.3%のプレミアムがのっています。

ちなみに僕は1株あたり平均340円で購入していたので、60%以上の益(86,000円ほど)が出る予定です。

カブドットコム証券の今後は?

KDDIグループに入るカブドットコム証券ですが、今後はどうなるのでしょうか。

まずサービス名は、「auカブコム証券」になるそうです。auユーザーの顧客囲い込みに走ることになるでしょうが、もともとカブドットコム証券自体、まぁまぁ手数料高めなので、そんなにうまくいくのでしょうか。

気になる株主優待ですが、プレスリリースがでていました。

kabu.com

当社証券総合口座にお預けいただいている2019年4月25日時点の当社現物株式の保有株数及び保有期間に応じて(注)、本公開買付け及びその後のスクイーズ・アウト手続が完了するまでの一定の期間、当社における現物株式取引の委託手数料の割引を行います。
(注)同日時点の保有残高(受渡日ベース)に応じて判断いたします。

ということですので、4月末で保有している場合は、しばらくは優待が適用されるようです。まぁ半年ほどでしょうか。

主にクロス取引での利用のための口座なので、そこのサービスが充実してくれれば引き続き口座は活用しようと思います。