名古屋の喫茶店といえば、コメダ珈琲。最近は全国進出もしているチェーン店になります。そんなコメダ珈琲を運営するコメダホールディングスから2017年上期分の株主優待が届きました!
コメダホールディングスの株主優待は?
コメダホールディングスの優待制度は下記のようになります。
2月末/8月末 100株以上
◆オリジナルプリペイドカード「KOMECA」1000円分(×年2回)
※「KOMECA」の有効期間は1年。
今年の2月株主総会で、上記のように改定となりました。それまでは1,200円分のチャージだったのですが、それが1000円となっています。ただ今期は株主議決権の行使で500円分のチャージがありましたので、結果としては年間2,500円の優待となっています。
次年度もこの議決権行使の優待があるかどうかはわかりませんが、期待したいと思います。
なお使用期限も1年に伸びており、ちょっとしたメリットになりますね。
また優待のKOMECAですが、毎回、別のKOMECAカードが送られてきたのですが、これが今回を最後に同じカードにチャージされるということです。
一応、説明としては、どのカードに残っているかわからないという声があったとありますが、経費削減の要素が大きいのではないかと思っています。
この同じカードへのチャージは、東急リラクゼーションやイオンのオーナーカードも同じシステムです。そうなりますよね。
株価は、2018年11月現在、1,900円ほどとなっており2,500円の優待とした場合でも優待利回りは1.31%となります。
なお配当は、中間配当は昨年同様の2,500円となりました。期末も昨年同様の2,500円となった場合、配当利回りは2.63%となります。配当+優待利回りは3.94%となります。正直もう少しあればいいなぁというところですね。
コメダホールディングスの業績は?
続いて、同封されていた中間報告書から業績をみてみたいと思います。
売上収益 115億5800万→129億8800万(+12.4%)
営業利益 34億2300万→35億0200万(+2.3%)
当期利益 21億9900万→23億5800万(+7.2%)
店舗拡大期ということもあり好調な業績になっています。上半期で31店舗の新規出店ということです。国内のチェーン店市場は、1000店が目安といわれていますので、あと数年で一旦、壁が出てくると思われます。
創業家から銀行出身者へと経営が移っているコメダホールディングス。店舗拡大期は数字も上がるのでいいでしょうが、そのあとどうなるかが見ものです。
飲食店で数字を上げるには、客単価を上げるか、回転率を上げるしかありません。回転率をあげるということは、コメダの「くつろげる」場所というコンセプトを失うことになります。となると単価を上げることに走るのか‥。
それとも‥‥。
この辺りのことを聞いてみたいですね。