先日、子どもたちを連れて名古屋市科学館に行ってきました。魅力がない街といわれる名古屋ですが、科学館は楽しいです(なんてったって、その形が魅力的ですから)。
さて、そんな科学館を子どもたちと遊んでいた時にふと、下記のような解説看板を見つけました。実験道具としては、同じ高低差を玉が転がるときにどのような傾斜があるときが一番早く玉が転がるかをしている実験になります。
結果は、3番目の最初に加速をつけたものが一番早く到達します。なお結果はゴールの距離にもよって変わってきます。
ポイントは最初に大きな加速をつけること。
最初に大きく加速をつけると同じ行程さでも差がでてくるということ。
この解説をみて気づいたのは、実は資産形成も同じことがいえるのではないかということ。
物理の公式で、時間と距離と速度に関する公式があります。
・xは距離
・v₀は加速する前の速度(初速)
・aは加速度(単位はm/s²)
・tは時間(単位は秒)
ということ。
これを資産形成に変換して考えてみます。
つまり初めに多くの頭金を用意し、利率もよく運用をすれば、その後横ばいの時期があってもトータルとしては早く目標額に達するのではないかということです。
ちなみに、資産形成は、一般的に等比数列の和の法則で求まるはずです。
下記です。
これで頭金と積立と利率が一定の場合の合計金額は求まります。
では20代で早く資産を築けば途中の積み立てがおろそかになっても、トータルでは早く資産形成できるのではないか…。
そんなことを物理の実験から思ってしまいました。
ただ上の距離と加速度の公式を資産形成に当てはめた場合は、どう計算するのしょうか…。
直観的にはわかっているのですが、式にすると???
うーん、途中でわけがわからなくなってきました。
だれか教えてください…。