ブログのUPの順番が前後しますが、先日、住宅の購入引き渡しを行いました。人生で一番高い買い物といわれる住宅の購入。引き渡しとはどんなものだったか備忘を兼ねて記しておきます。
引き渡しは借入銀行で
「♪待ち合わせはローソンで…」というわけではありませんが、住宅の引き渡しはローンの借り入れ銀行の応接で行われます。僕の場合は、近所のJAになります(理由はこちら)。
銀行の担当者、ハウスメーカー担当者、司法書士が見守る中、言われた書類に記入&捺印をすすめます。数日前にJAを訪れ一通りの書類の説明やら記入を済ませていたにもかかわらず、かなりの量の書類になります。
住宅(特にローンについて)に関わる書類って本当に多いです。基準となる契約、各種特約、保証会社との契約、僕の場合は預金連動特約もあるので該当定期預金の開設など。事前に説明&捺印をすませておくことをお勧めします。また僕のように夫婦共同名義の場合は、書類も2倍になります。
司法書士の手数料や住宅仲介手数料などは現金で払いますので、出金伝票の記載もあります。
手数料の出金、ハウスメーカーへの振込を待つ間に、ハウスメーカーから鍵の受け渡しの説明が行われました。それでも手持無沙汰なので多少の世間話と微妙な間。
銀行からハウスメーカーへの入金が済むとそこで引き渡し完了となります。ここまで約1時間。そこで司法書士とハウスメーカー担当者が退席し、銀行担当者からローンの支払いについて説明をされます。いつから支払い開始なのか、繰り上げ返済の手数料についてなどです。
ここまでやってやっと終了となります。
人生最大の買い物をした実感は?
家は人生で一番高い買い物といわれますが、その感想は「あっけないもの」。
それはハウスメーカーにしても銀行員にしてもそれは仕事の一環であり、あくまで事務的に進められていきます。彼らにとっては契約だけ取れればOKなのです。
それを思うと、「夢のマイホーム」なんていうものはまやかしであると思えてくるのです。
もう一つ、数千万円の買い物でしたが、これは投資の世界でふれている桁の金額だったとことで心の余裕がありました。
確かに100万円単位の取引しかしたことが無い中で、一発数千万円の不動産を買うとなると不安になります。やっぱり慣れって心の安定には大きいです。
不動産を購入するということは、家庭のバランスシートが大きく不動産寄りになってしまうことです。この不安定さが心の不安をもたらす原因の一つでもあります。
幸い我が家のバランスシートでは大きく不動産割合が増えるものの、ローンで首が回らなくなるというようなことはなさそうです。これは落ち着いて(ある意味冷めて)契約できた理由の一つでした。
家は人生で3回購入して初めて納得のものを買える、という格言があります。
それは不動産会社側と消費者側の情報に格差があまりにも大きいからでしょう。やはりどういうところに、落とし穴があるかは、実際に体験してみないとわかりません。
住宅ってあまりに決めなければならないことが多すぎて、頭がマヒしてしまします。
いくらネットで情報を持っていても、こればっかりは仕方ありません。
百聞は一見にしかず。
もう一回購入するかはわかりませんが、いい経験にはなりました。