先日、株主総会が終了した、大垣共立銀行から、株主優待がとどきました。今年はじめてクロス取引をした銘柄になります。
株主優待とあわせて、業績をまとめたタブロイド紙やツアーのご紹介など、一風変わった報告書類が届きました。
確かに変わった銀行です。
ちなみに今年の意味不明の増資については、触れられていませんでしたが…。
大垣共立銀行の株主優待制度はこちら
大垣共立銀行の株主優待制度はポイントカード制を採用しています。
1000株以上
1,000スペシャルポイント分の「スペシャルポイントカード」1枚
(1)定期預金金利(スーパー定期1年以内):店頭表示金利に0.5%上乗せ
(預入限度額:100万円、新規預入に限る)
(2)外貨定期預金為替手数料:1米ドルにつき50銭割引
(預入限度額:10,000米ドル、新規預入に限る)
(3)投資信託申込手数料:50%分キャッシュバック(上限5,000円)
(4)振込手数料:無料(国内振込取引上限10件)
(5)「サンクスポイント」への移行:12.5倍換算
1,000株以上 ポイント残高の範囲内で上記(1)~(5)の優待特典の中から自由に組み合わせて利用可能
5,000株以上地元名産品とコラボレーションしたOKBブランド優待品ラインナップの中からお好みの品を贈呈。
※毎年3月末および9月末現在の株主名簿に同一株主番号で連続して3回以上記録され、かつ毎回5,000株以上所有していること。
5000株以上の優待については、今年から新設されたものになります。
普通の磁気カードになります。全部を1つの特典に使ってもいいですし、使い分けてもOKです。僕の場合は、当然、金利優遇一択になります。
早速、優待を使って大垣共立銀行で定期預金を組んできた!
ということで届いた優待を持って、大垣共立銀行の支店に行ってきました。大垣共立銀行ですが、最近は名古屋市内や愛知県内にも数店舗進出しており、便利になりました。ただ窓口が1つで、1時間も待つことになってしまったのですが…。
通常の口座開設の旨と優待を使った定期預金を組みたい旨を伝えます。
定期預金を組む間、最近大垣共立銀行が始めた手のひら認証の登録などをしてもらいます。この手のひら認証は、通帳やキャッシュカードがなくても、お金を引き出せるというもの。確かにこれは便利です。
約1時間ほどかかって、無事、定期預金を組むことができました。それがこちら。
最大の100万円の定期預金になります。0.51%の利率ですので、税引き前で5100円の利息になる予定です。ちなみに満期後は元利継続か元本継続しか選ばせてくれず、普通預金への戻しができないようで、解約手続きをしないといけないのが面倒です。
地方銀行の株主優待で、高利率UP銘柄はこちら!(2017年6月現在)
今回の大垣共立銀行は、0.5%UPと高利率UPの優待を実施していますが、他にもいくつかそのような銘柄がありますので、まとめておきます。
大垣共立銀行【8361】
- 権利確定月:毎年3月末日
- 優待適用株式:1000株以上補油者に1,000スペシャルポイント分の「スペシャルポイントカード」を1枚進呈
- 預入金額:10万円につき100スペシャルポイントと引き換えに預けれ可能(最大100万円)
- 対象商品:スーパー定期
- 預入資金:新規預入に限る
- 預入期間:1年以内
- 適用金利:預入時の店頭表示金利+0.5%(税引前)
鳥取銀行【8383】
- 権利確定月:毎年3月末日
- 取扱店舗:全営業店(ローンプラザ除く)
- 利用期間:毎年7月1日〜翌年3月31日
- 対象商品:スーパー定期またはスーパー定期300
- 預入期間:1年
- 預入限度額:10万円以上500万円以内
- 適用金利(100株以上1,000株未満):店頭表示金利+0.3%(税引前)
- 適用金利(1,000株以上3,000株未満):店頭表示金利+0.4%(税引前)
- 適用金利(3,000株以上):店頭表示金利+0.5%(税引前)
伊予銀行【8385】
- 権利確定月:毎年3月末日
- 取扱店舗:国内全営業店
- 対象商品:スーパー定期
- 預入期間:1年
- 預入限度額(1,000株以上5,000株未満):10万円以上100万円以内
- 預入限度額(5,000株以上):10万円以上200万円以内
- 適用金利:店頭表示金利+0.5%(税引前)
沖縄銀行【8397】
- 権利確定月:毎年3月末日・9月末日(ヤフーの記載による)
- 優待適用株式:100株以上で株主優待定期作成券1枚
- 対象商品:スーパー定期
- 預入金額:10万円以上300万円まで
- 預入期間:1年
- 適用金利:店頭表示金利+0.5%(税引前)
低金利政策により、現在は上記4行のみが0.5%の上乗せ優待を実施している模様です。実際、鳥取銀行は3000株以上保有での優待ですので、実質は3行となっています。
少し前まではまだそれなりの銀行が0.5%上乗せ優待を実施していましたが、改悪が続いています。
正直、大垣共立銀行もいつまで0.5%上乗せが続くかわかりません…。なお0.3%の上乗せの銀行はまだ多数あります。0.3%程度であれば通常のキャンペーンでも出てくる金利ですので、優待の手間を考えると保有する気にはなりません。
東京や大阪、名古屋であれば上記の支店もありますので、優待目当てで保有するのも手かもしれません。