優待目当てでクロス取引を実行した日本取引所グループから株主優待と定時株主総会招集通知が届きました。本ブログ初登場銘柄になります。
日本取引所グループの株主優待制度はこちら
日本取引所グループの株主優待制度ですが、この春まではこのようになっていました。
100株以上 クオカード 3,000円
非常にわかりやすいです。100株ですと20万円弱ですので、優待利回りが1.5%とまずまずの水準となっていました。
ただこの優待制度ですが、次回以降下記のように変更となります。
100株以上
1年未満:1,000円
1年以上:2,000円
2年以上:3,000円
3年以上:4,000円
※2018年3月末から適用。 2018年3月末及び2019年3月末時点で2017年9月末から継続して保有が確認できる株主には、継続保有年数が2年未満の場合でも3,000円のクオカードを進呈。
最近目立つ、長期保有者への優遇する制度変更となります。ただこちら今年9月までに保有していた人には、引き続き3000円分のクオカードを渡すというなんとも親切な制度変更となっています。
さすが上場企業の模範となるような対応ですね。
日本取引所グループの業績は?
日本取引所グループとは、東京証券取引所と大阪証券取引所を傘下にもつホールディングスになります。市場自体も上場しています。
つづいて株主総会招集通知から日本取引所グループの業績をみてみたいと思います。
営業収益 1078億(▲6.0%)
営業利益 593億(▲10.4%)
当期純利益 421億(▲6.1%)
資産合計 41兆2889億
今期は減収減益となっています。ただ資産が膨れ上がっており、どういう理由かがよみとれませんでした…。日本取引所グループの収益は、取引関連収益、清算関連収益、上場関連収益、情報関連収益などに分かれいます。もちろん市場が活況になればそれだけコミッションがあがるので、収益が伸びるということなのでしょう。
市場自体が、インフラであるので、ある種のインフラ銘柄とも言えます。ただ以前のように国内の寡占なので安心というわけではなく、アメリカやアジアの各国の市場自体がライバルになりつつあります。
個人的には非常に面白い銘柄の一つと感じています。