名古屋の喫茶店といえば「コメダ」。本ブログ初登場のコメダホールディングスから株主総会招集通知と株主優待ギフトカードが届きました。
コメダホールディングスの株主優待は?
コメダホールディングスの株主優待はこちら。
100株以上 (以下のどちらかを選択)
◆オリジナルプリペイドカード「KOMECA」1200円分(×年2回)
◆自社製品詰め合わせ×年2回※「KOMECA」の有効期間は6ヶ月。
ただこちらの株主優待制度ですが、今回の2月の基準日を最後に、次回以降下記のような制度に変更となります。
2月末/8月末 100株以上
◆オリジナルプリペイドカード「KOMECA」1000円分(×年2回)
※「KOMECA」の有効期間は1年。
有効期限は延びるものの金額ベースでは年間400円の減額になります。ただ株主総会の議決権行使で500円のチャージが加わるので実質は100円の増額と考えることもできます。
株価はすでに2000円近辺まであがっていますので、優待利回りは年間2500円としても1.25%とそこまで妙味はありません。
なお、今回優待用のKOMECAが送られてきたのですが、チャージは6月25日以降、議決権分の追加チャージは7月末とすぐには使えないようです。
コメダホールディングスの業績は?
続いて業績を招集通知から見てみましょう。
売上収益 217億2100万→240億5200万(+10.7%)
営業利益 65億6000万→68億8500万(+5.0%)
当期利益 41億7900万→46億2300万(+10.6%)
現在拡大期ということで、かなり順調な決算となっています。引き続き中京圏以外への出店攻勢がつづきますので、しばらくは拡大傾向が続くと思われます。
招集通知を見ていて気付いたのですが、現在のコメダホールディングスの役員は銀行出身者で固められているということ。創業家が外資に株式を売り払ったのは知っていましたが、経営にも残っていないのですね。
あくまでも数字を追い求めるスタイルはこの拡大期には功を奏するでしょうが、停滞期にはどうするのかなぁとも思ってしまいます。コメダの「くつろげる場所」の提供という部分の企業理念をどこまでしっかり守れるかというところでしょうか。
下手に回転率を上げるなんて話になってしまうと本末転倒になりますから。