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ふるさと納税の寄付金控除限度額は? なぜ早見表に小中学生の設定がないのか?

12月に入りふるさと納税の駆け込み寄付が多くなっています。自分の控除限度額は?なんて調べている人もおおいかと思います。

今回は控除限度額を知るに便利なサイトの紹介です。

源泉徴収票がある場合

源泉徴収票があればかなり詳細に調べられます。

www.citydo.com

このサイトが一番詳しいと思います。

ただ源泉徴収票は12月の給料明細に入ってきますので、それでは年末バタバタになります。もう少しざっくりでいいので調べるには次の早見表が便利です。

所得と家族構成から目安金額を調べる

あちこちの寄付ポータルサイトに目安表がのっていますが、こちらの総務省のサイトが一番詳細に掲載されています。

www.soumu.go.jp

 

25万円刻みというなかなか詳細な表になります。

ただ表の家族構成想定で、なぜか子供が高校生や大学生ばかり…。我が家はまだ小学生なんですけどどうすればいいの?なんて疑問をもっていらっしゃる人も多いと思います。

これには訳があって、

中学生以下の子供は(控除額に影響がないため)、計算に入れる必要はありません。
例えば、「夫婦子1人(小学生)」は、「夫婦」と同額になります。また、「夫婦子2人(高校生と中学生)」は、「夫婦子1人(高校生)」と同額になります。

ということです。

高校生と大学生のみ所得控除が発生するために、小学生や中学生の場合、子供がいないのと同じ扱い(共稼ぎまたは夫婦と同じ設定)になります。(ちなみに小中学生分はこども手当がありますからひどい!なんてことはないです。面倒な制度ですが…)

 

ちなみに共稼ぎと夫婦の違いは、配偶者控除を受けるかどうかになります。いわゆる103万円の壁ってやつですね。

 

もうひとつ気を付けたいのは、住宅ローン控除や医療費控除を受けている方はこの早見表のようにはいきませんので、詳細に検証すべきです。

 

ぜひ駆け込みのふるさと納税でご活用くださいね~。