ここ最近の円高からまた海外株に興味が高まっているこの頃。先日にシンガポールに行ったこともあり、シンガポール株を物色したり、米国株の四季報を見てみたりしてみました。
探していたテーマは公共株や通信株。ただどこもそれなりに株価は上昇、利回りも下がっていました。
そこで、楽天証券で取り扱いのあるアセアン株に食指を伸ばします。その中で利回りが高い公共株ということで、バンコクの高架鉄道運営会社のBTSホールディングスを10万円ほど購入してみました。
BTSホールディングスについて
バンコクの高架鉄道運営会社で、沿線の開発や広告事業もやっています。昨年の業績を見ておきましょう。WEBページから読み取りましたので、もしかしたら間違いがあるかもしれません…。
収入:67億TB
当期純利益:41億TB
資産:651億TB
負債:182億TB
資本:469億TB
続いて株式指標です。
PER:65.43
PBR:2.36
配当利回り:7.35%
個人的に好きな公共株ですが、株価的には高く、PER・PBRとも魅力にかけます。利回りに関しては、正直ホントかよという利回りです。この配当利回りにだまされたと思って、NISA枠で残っていた10万円分ほどを購入してみました。
タイ株を購入するには
今回タイ株を購入したのは楽天証券からです。日本の証券会社で購入できるのは、SBI証券、楽天証券あたりになります。
手数料は下記のとおり。
SBI証券:約定代金の1.08% ※最低手数料:761TB(税込821.88TB)
楽天証券:約定代金の 1.08% ※最低手数料:540円(税込)
こうしてみると楽天証券の方が有利にみえます。楽天証券の欠点は、毎回日本円決済になるため為替手数料が発生します。SBI証券では日本円で保有かタイバーツで保有かを選択することができます。
楽天証券の場合、片道8銭ということです。毎回決済が発生するので往復16銭となります。1TB=3円とすると5.3%が手数料となってきます。じつはこれはキツイ…。長期的な収益が見込めないとつらいですね。
取引手数料に米国株や中国株のように上限があるわけでもありません。これがアセアン株の投資に二の足を踏む点です。
ひとつ方法としては現地証券会社を通して購入する方法もありますが、そこまでするのであればETFで我慢というのもひとつの方法です。
僕が中国株をはじめた13~4年前もこのように手数料が高かったです。それでも各ネット証券が参入しかなり安くなってきました。アセアン株もそのように投資しやすい状況になることを願います。