今年から保有しているアイフィスジャパン。1部上場への期待と優待目当てという不純な動機での購入でした。
この会社、上場会社のIR情報の目録といったものの印刷業務などを行っている会社。もともとは地味な印刷会社のようなものですよね。
それがどういうわけか上場し、さらに東証一部に鞍替えをするという銘柄になりました。
配当金と記念クオカード
アイフィスジャパンは12月決算ということで、8月31日付で設立20周年記念配当金として、1株あたり2円の臨時配当がありました。100株だけの保有ですので、税引き前で200円となります。こちらは次年度以降続くかはなんとも言えません。
また今回はあわせてクオカード500円分の優待もあります。
これらはどうも1部昇格を目指しての撒き餌の可能性もありますので、来期以降の継続は不明です。
アイフィスジャパンの業績と一部鞍替えについて
アイフィスジャパンの業績について見ておきましょう。
2014年12月期の業績になります。
売上 37億0848万円
経常利益 3億9250万円
自己資本比率 80%
PER 2.28
PER 13.36
BPS 218. 22
1株配当 5円(次期は7.5円予想)
売上、利益ともリーマンショクからの景気回復にあわせて右肩上がりです。この銘柄の特徴は、何といっても自己資本比率の高さです。80%を超えるということは、ほぼ無借金経営。
次に株価の推移です。

鞍替え期待で上昇していたものの、チャイナショックで株価は急落。それでも立会外分売がありました。現在株価は500円近辺となります。
ビジネスモデルとしては、成長要因はあまりなく、ただ景気に左右される業績となります。
購入価格の700円というのは、高値掴みの典型でした…。やはりマネー雑誌に載ったらその銘柄の天井というのは正しかったです。
反省銘柄です。