東京オリンピックは2020年。そして未来についてを考えてみた。
2020年に東京オリンピックの開催がきまった2013年。
NIKIがそれに合わせて、「まだ何も決まっていない」というセンセーショナルな広告を出して少し話題になりました。
その影響というわけではないですが、10年後の自分について少し考えていました。
そして、ぞっとしました。
10年後の僕は40代半ば。
子供は中学生になっている。2人目はいるのかなぁ。
親はもう70代半ばになっています。介護の問題がそろそろ出てきます。
仕事は大丈夫でしょうか。今の会社ってちょっと不安だったりもします。
40代半ばにもなると、健康面も少し不安になります。デブッとした中年にはなりたくない。
10年後を自分の年齢や取り巻く人たちの年齢に10を足してみると、本当にぞっとします。最初に考えたときは、開けてはいけない箱を開けた気分になり、気が滅入りました。
しかし、残酷なことに自分が死なない限り、10年後は必ずやってきます。
ほぼ必ずやってくる未来の懸念事項とは
「家庭」「仕事」「健康」「親」「老後」「生きがい」……
こうしたジャンルにおいて10年後はどうなっているかを具体的に考えてみると、ぞっとしませんか?
10年という歳月は、遠い向こうではなく、今から準備して、やっと何とかなる未来だということを実感します。
そしてそれぞれに対して「お金」という問題が深く関わってくることがわかります。
(資本主義社会である以上、当然ですが)
「お金さえあれば何とか…」というのも悲しいですが、現実的にそういう問題が多きく横たわっているのが事実です。
ですので、このブログでは主に「お金」に関しての未来への取り組みを考えていきたいです。
日本という国の10年後
個人レベルの話としての10年後も個人的には悲観的だけれども、少し引いて日本という国について考えてみましょう。
10年後の日本に人口は、65歳以上の高齢者が30%程度になると予測されています。
15~64歳の労働生産人口は、2010年に8100万人だったのが、7000万人前後になるものと思われます。
そして2014年に1000兆円を超えた国の借金はどこまで膨らむのでしょうか。
日本という国は、やはり問題を抱えているようです。
未来について考えるときは、究極の悲観と楽観でもなく、客観的に考える
マクロのことは個人の力ではどうにもならないところが多いですが、どうなるかを考えて、個人レベルで予防をしていくことで、未来に備えることができます。
今回、未来を考えるにあたって参考にした本にこうあった。
人はよくわからない将来のことについては究極の楽観か究極の悲観に陥ってしまいがちだが、そんなときは、楽観的でもなく悲観的でもなく、「客観的」に考えてみなければならない。
原因は客観的に分析し、その上で対策を講じていくことが大事だということが本書では述べられています。
このブログでは、その対策術としての個人防衛のための「お金」について考えていきたいです。