お金について、徒然と。

徒然なるままにお金に関することを書いていきます

日本航空から定時株主総会の招集通知と株主優待券が届きました(2016年度)

f:id:mailto1979:20170531095054j:image

優待目的でクロス取引をした日本航空から株主優待券とその後、定時株主総会招集通知が送られてきました。

日本航空株主優待制度はこちら

日本航空株主優待制度は下記のようになります。

 【株主割引券】
JALグループの国内定期航空路線片道1区間を株主割引券1枚で50%割引
【有効期限】3月末基準:6月1日~翌5月31日、9月末基準:12月1日~翌11月30日
<3月末基準>
100株以上 1枚
300株以上 2枚
500株以上 3枚
700株以上 4枚
900株以上 5枚
1,100株以上 5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚増(年2回)
100,000株以上 203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚増(年2回)
<9月末基準>
200株以上 1枚
400株以上 2枚
600株以上 3枚
800株以上 4枚
1,000株以上 5枚
1,100株以上 5枚+1,000株超過分500株ごとに1枚増(年2回)
100,000株以上 203枚+100,000株超過分1,000株ごとに1枚増(年2回)

 

上記に加え、3年(7基準日)連続で同一株主番号保有で各基準日ごとに株主割引券を追加贈呈
300株以上 1枚
1,000株以上 2枚
10,000株以上 3枚

 

【ジャルパックツアー商品の7%割引】
株主割引券配布の対象となる株主に対して、海外・国内ツアー割引券を発行する。
各基準日ごとに海外・国内ツアー各2枚(100株以上で年1回、200株以上で年2回発行)

 今回は3月末基準の100株でしたので、優待券が1枚とジャルパックツアー商品の割引券が送られてきました。

ライバルのANAが最小売買単位あたりで年間2枚なので、JALの方が優待面では損となります。ちなみにヤフオク価格は3500円程度のようです。

日本航空の業績は?

続いて2016年度の日本航空の業績を見てみましょう。

招集通知にある事業報告から抜粋します。

営業収益    1兆3447億円→1兆3366億円→1兆2889億円
営業利益    1796億円→2091億円→1703億円
営業利益率   13.4→15.7→13.2
経常利益    1752億円→2092億円→1650億円
当期純利益   1490億円→1744億円→1641億円
1株当り純利益   411円→481円→456円
BPS                    2142円→2325円→2749円
総資産     1兆4733億円→1兆5789億円→1兆7287億円
純資産     8007億円→8705億円→1兆0033億円
自己資本比率  52.7%→53.4%→56.2%

昨年も感じましたが営業利益率や自己資本比率をきっちり掲出しているのが好感が持てます。
業績の方は今期は減収減益の決算となりました。BSの方は大幅に改善しています。

続いて部門別収益をみてみましょう。
国際線    4487億円→4152億円(▲7.5%)
国内線    5012億円→4986億円(▲0.1%)
国際貨物   542億円→433億円(▲20.1%)
国内貨物   233億円→222億円(▲4.7%)
その他(ジャルパック)  1722億円→1725億円(0.0%)
その他(ジャルカード)  204億円→204億円(0.0%)

全体的に減少傾向というのがわかります。特に国際線についてサーチャージ収入の減少などで収入が下がっているということです。

個人的に航空会社は景気や原油価格の影響を受けやすいので保有方針はありません。ただ優待は魅力的ですけどね。。。