お金について、徒然と。

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パルコから株主優待と株主総会招集通知が届きました!

本ブログ初登場のパルコから株主優待株主総会招集通知がとどきましたので、ご紹介します。

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パルコの株主優待は?

パルコの株主優待は下記のようになっています。

 (1)「パルコ株主ご優待」発行(クレジットカード)
100株以上 パルコ株主ご優待<PARCOカードクラスS>発行(クレジットカード)
※パルコ店舗でのご利用金額の5%割引(一部除外)の他、ホテル宿泊料割引、映画館入場料割引、パルコ内アートスペース入場料無料等の特典あり。


(2)PARCO株主ご優待券
※パルコ店内での1,000円分(税込)のご利用またはパルコ内対象映画館での映画鑑賞に利用可
100株以上 1枚
500株以上 2枚
1,000株以上 4枚
5,000株以上 8枚
10,000株以上 12枚
3年以上同一の株主番号で 継続保有の株主様上記に1枚/半年追加

 

(3)大丸・松坂屋お買い物ご優待券(年1回)
※国内の大丸、松坂屋の店頭で現金・商品券によるお買上げ2,000円(税込)毎に100円分として利用可(一部の商品等を除く)


<2月末> 40枚(4,000円分)
<8月末> 新規株主 20枚(2,000円分)


さらに1,000株以上で
(4)パルコギャラリーパス券(大丸・松坂屋各店の有料文化催事にもご利用可)

 今回は100株のクロス取引をしましたので、PARCO株主優待券と大丸松坂屋のお買物優待券が届きます。

PARCO株主優待券で、常設の映画館で映画鑑賞ができますので、そちらをお目当てにクロス取引をしました。名古屋パルコにはセンチュリーシネマという映画館があり金券屋では1300円相当の価値がありますのでこちらで使用しようと考えています。

パルコは現在、Jフロントリテイリングに属しており、そのため大丸松坂屋の優待券もついています。しかしこの大丸松坂屋のお買い物優待券、4000円分もありますが、2000円につき100円券を1枚使用できるというものになります。ただ現金で購入の場合のみ使用可ですので、あまりメリットが少ないなぁという印象です。ヤフオクで売っても数百円程度のようですし。

パルコの2016年度の業績は?

株主総会招集通知から2016年度の業績をみてみましょう。

 

売上高 2763億→2683億(▲2.9%)

営業利益 127億→128億(+0.3%)

経常利益 126億→132億(+4.6%)

当期純利益 60億6100万→75億2500万(+24.1%)

純資産 2363億→2503億

純資産 1164億→1220億

BPS  1148→1202

 

本業は減収増益となります。

当期純利益が大幅に拡大しているのは「大津パルコ」の閉鎖損失および固定資産の売却の特別利益を計上したことによるということです。

 

興味深かったのは長期ビジョンについてです。小売業の限界については認識をしているようで、不動産開発(特に商業不動産開発)に力を入れています。具体的には営業利益ベースで平成33年には、現在6%の不動産開発事業を24%まで拡大したいということです。逆に現在87%を占めるパルコ店舗事業は、65%に低下させたいようです(低下といっても不動産開発などが拡大することによってに相対的な低下だと思われますが)。

 

猫も杓子も不動産開発ですね…。ただ都心の良い場所を持っているのは特権です。